今回「次女出産後」に里帰りをして実家で数日過ごしてみて、「こんな環境だから私や妹は太ったんだなぁ」と思うことが度々あった。
妹と「こんなダイエットしたよねぇ」なんて話すこともあった。
目次:お好きなところからどうぞ
おデブ街道を歩んできて感じたコンプレックス
幼少期よりずっと縦にも横にも大きくて、おデブ街道を30数年間進む中で、悩みや困り事は尽きない。
感じたコンプレックスなどを羅列してみる。
- 体重を言えない(見た目よりも重い。産婦人科の医師にも言われた。いまだにイツキさんにも公表していない。)
- 顔も身体も大きく太いため、集合写真が憂うつ。
- 着たい服のサイズがない。
- 試着をしないで着られると思った服が入らず、タンスの肥やしになったり、母親や妹に譲るという悲しい思いを何度もしたことがある。
- 試着して店員さんに見せることができず、試着が嫌になる。(そのため上述した負のループにはまることも)
- 着たい服が理想通りに着こなせない。(ファーのベストが流行った時、試しに着てみたらアラスカの狩人っぽくなったなんてことも。)
- 身体のラインが出るような服は着られない。(座ると段腹となってしまう。)
- スカートを履く時は、股ずれ予防のスパッツやパンツタイプのペチコートが必要。
- 気に入ったズボンを長く履くと股ずれをして破ける。
- 暑い時期、二の腕や足を出すなど涼しげな格好ができない。
- バイトや入職した時の制服合わせに時間が掛かる。取り寄せになることも。
- 友達とプールや銭湯に行くことにものすごくためらう。
おデブを育成させる実家の環境
そもそも摂取量が多い
父親も食べること大好き。
母親は普通体型であるが、夫や子どもが美味しそうに食べる姿を見るのが幸せで、特に制限などしなかったとのこと。
お菓子は常備している家庭ではなかったため、単純にご飯食べ過ぎて、野球をしているものの活動量よりカロリー摂取量の方が多かったために太っている状態。
ごはんのおかずは大皿から各自取るスタイル。
そのため、兄妹での競争が起こり食い意地が張る。
おやつは炭水化物
3食のごはん以外にも、なにかと炭水化物がたくさんあったと記憶している。
蒸したサツマイモや里芋、茹でたトウモロコシ、手作りのおはぎとか。
いつでもすぐに食べられる
羊羹やバウムクーヘンなど、食べる時に切り分けるのではなくて、父親は全て開封して1口大に切って保存容器に入れる。
食べ頃な果物はすぐに皮を剥いてお皿にスタンバイされている。
ケーキはおかず
誕生日会なんかをやった時はケーキは食事のテーブルに一緒に並ぶ。
ハッピーバースデーと歌ってロウソクの火を吹き消して、冷蔵庫に戻るわけではなくて、父親がケーキを切り分けて食卓にそのまま並ぶ。
食前にケーキを食べて、その後にごはん。
いただきものはすぐ食べないと失礼
お菓子は基本買わない家であるが、貰い物やお歳暮やお中元のやりとりはけっこうあった。
いただいたお菓子など、その日のおやつに食べるって訳ではなくて、いただいたり届いた時に開けて確認して、すぐにまず食べることが当たり前であった。
実施したダイエットについて
中学生
図書館で本を借りて、カロリー低いものを食べる、脚、二の腕痩せに効くという筋トレや体操などに取り組む。
母親もナメコが気にしていることを知って、サラダなど協力をしてくれるが、父親は変わらずで食べ物をすすめてくる。
「体重」のみに焦点を当てていたため、開始当初は効果が出るものの停滞期となり気持ちもついていかず、見た目も変わらないため続かず終了。
高校生
特にダイエットらしきものはしない。活動量から何とか維持。
大学生
多忙な日々で自然と体重が落ちた時もあれば、試験や実習のストレスでチョコやクッキーを食べまくり肥大化することも。
オシャレしたいが、サイズが無かったり、限られた着こなしになってしまうことも。
社会人
「恋をすると痩せる」みたいなことはほとんどなし。
イツキさんからは
と何度か言われたこともあり、その度奮起しては続かず。
イツキさんの一人暮らし先に行っては手料理を作ったり、宅配ピザを取ったり。
寿司をテイクアウトして、お酒を飲みながら食べる家飲みスタイルは今も変わらず。
付き合った当初の細いイツキさんはみるみる頼もしい体型になっていった。
結婚するまでに8kg増加していた。
定期的にやる気を起こしては、妹と早朝や夜のウォーキングやランニングをしたり、ビリーズブートキャンプ、コアリズム踊ったり、バランスボール、通販で足踏みできる機器購入したり。
食べる系では
- キャベツダイエット
- トマトダイエット
- リンゴダイエット
- 朝バナナダイエット
- 黒酢ダイエット
- プロテインダイエット
しては、効果は一時的で継続できないといった感じで、見た目も体重も変わらず。
結婚式に向けてのダイエットもするが、効果出ない。
と、言うのも身内だけの海外挙式。見られてる!と言うプレッシャーや緊張感はあまりない。
プリンプリンの二の腕や背中を堂々と晒し、現地でも飲食含めて思う存分楽しんだ。
1年で10キロ痩せた、糖質制限ダイエットとの出会い
妊活に取り組んでいた時で、どうやら妊娠するには痩せすぎも太り過ぎもよくないとのこと。
妊娠するためにも適正体重に近づきたいと思いが強くなる。
そんな時、大学の友達の旦那さんが糖質制限ダイエットで3ヶ月で20キロ痩せたと聞いて、「糖質制限ダイエット」について猛烈に調べる。
糖質とは、炭水化物と食物繊維も含まれる栄養素。
そこで気づいたのは、ナメコは「糖質」を摂り過ぎていたということ。
朝は食パン、昼は麺類やパン、おにぎり。
おやつにクッキーやチョコレート。
夕飯にはごはんに、好きなおかずはグラタンや芋や根菜類、カレー、シチュー。
お肉には片栗粉や小麦粉を付けて焼くことが多い。
お好み焼きやたこ焼きの粉物大好き。
お酒もビールに日本酒が多い。
イツキさんとたまに、ピザパーティしたり、休みの日にサンドイッチや惣菜パンをたくさん食べて、餃子の時は必ずライス付きだったり、とにかく糖質摂りまくっていた。
ナメコの実践した糖質制限ダイエット
- 1日の糖質量を100g以下に抑える
- 日曜日のみ制限なしの日
の2点のみ。
経過
開始当初は、糖質を制限したことで低血糖症状みたいなものが起きた。
急な空腹や頭痛もあった。
事前に調べていたため、「これか!」と思い、ハイカカオのチョコなどで乗り切った。
みるみる体重は落ちていった。
開始して1週間もしないうちに3〜4kg減ったと記憶している。
というのも、糖質は体内で水分とくっつきやすいらしい。
糖質が少なくなったことで余計な水分が出たようだ。
2014年10月から開始して、2015年夏に妊娠するまで継続して取り組んで、体重は10kg減った。
栄養バランスについても深く学ぶことができ、そこから効果的な運動などもたまに取り入れるようになる。
食べることに対する意識が変わっていく。
その後の経過について
妊娠出産、子育てを経ても、長女妊娠前の体重を現在維持した状態。
まだBMIは肥満度1なので、普通体重を目指して産後ダイエットに取り組んでいる。
体重だけでなく、見た目重視。
人生最後のダイエットにしたい
ナメコの人生にはダイエットが切っても切り離せない状況であった。
もう「痩せる」とか「カロリー」「ダイエット」とか常に気にかけていることが面倒くさいし、それで我慢したり制限しなきゃならない人生とはおさらばしたい。
こまちさんというブロガーの「人生最後ダイエット」という本を、最近読んだ。
共感することがたくさん。
こまちさんほどムキムキにはなれないと思うが、太りにくい身体と精神を作っていきたい。
抱負
おデブ遺伝子はある
ナメコの兄は野球をしていて、活動的で食べてもカロリーを消費してえるため就職するまでスリム体型。
働き始めてからストレスと運動不足でムクムクと巨大化することとなる。
デブ遺伝子はあると痛感。
わが子は絶対におデブにしない
少なからずおデブ遺伝子を継いでいるため、ナメコが実家のような環境を作ってしまったら危険。
身体もそうであるが、食べることに執着しないような関わりを持っていく。
おわりに|糖質制限ダイエットで万年おデブだった私が理想の体型を手に入れる方法
産後ダイエットはまだまだ軌道に乗っていないので、ビフォーアフター写真や数値など含めて、今後の取り組みや近況なども記していけたらと思う。