新ブログ「サケコイ」で「さよならプロポーズ2」のレビューを更新中!
今週もAbemaTV「さよならプロポーズ」の時間がやってまいりました!
第2話となる今回の配信、みなさんはもう視聴されたでしょうか?
それでは早速ですがレビューに参りたいと思います!
目次:お好きなところからどうぞ
1組目「カナミ&フミヤ」
いきなりですが、冒頭で流れるVTRで気になることが。
「お互い初対面で一目惚れ」
「付き合い始めてすぐ同棲」
この2つ、結構重要な情報じゃないですか?
なんというかこのカップルらしいな、というか。
2人のもつ空気感的に、なんだか納得してしまいました。
特に「すぐ同棲」については、前回部屋の様子を見ていますので、完全に合点がいきました。
やはり予想したとおり、どちらかの家にどちらかが転がり込んだという形でしょうね。
そしてここから本編が始まるわけですが、その前に一言。
冒頭は前回の内容をおさらいする構成になっているのですが、第2話の本編が始まるまで約3分30秒かかっています。
ちょっと長すぎやしませんか?
いやわかりますよ。
前回を見ていない方のため、見ていても忘れてしまった人の方のため、理由はわかりますけどちょっと長い。
完全に覚えてる私にとっては「はよせい!」と思ってしまったのが正直なところです。
ナポリ市内を散策

2日目はナポリ市内を散策します。
途中、フミヤがこんな言葉を漏らします。
「お酒って聞いただけで気持ち悪くなっちゃった」
どういう話の流れかはわかりませんが、彼は己の肉体づくりに命をかけているため、ストイックにお酒もほとんど断っているのでしょう。
ですがこの一言、この後わかる事実を知るとなんとも残酷に思えてきます。
しかし同棲して2年も経っているのに、あの不便そうなお部屋。
お互いに部屋のことは本当に興味ないんでしょうねぇ。
ただ個人的な経験則から言わせていただくと、カップル間でマンネリが生じたりうまくいかなくなってきたら、長く過ごすであろう部屋をできる限り快適にしてみることをオススメします。
原因にはいろいろな要素があるので一概には言えませんが、部屋を快適にすればQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が上がるので心にゆとりが生まれます。
わけのわからん「明らかに1人用」であろうソファに無理やり2人で座って話し込むより、広々としたソファにゆったり座りながら、コーヒーでも片手に話し合ったほうが建設的な話ができると思いませんか?
この手の話は意外と忘れがちですけど、かなり重要な事実ですので同じ様な悩みを持つカップルの方がいましたら、ぜひ参考にしてみてください。
当ブログでも手っ取り早く部屋を「オシャレ」にする方法を記事にしています。

旅行前、渋谷での女子会
ここで時間がさかのぼり、イタリア旅行に行く前のカナミの様子が映されます。
場所は渋谷、女子会とのこと。
お店の席に座るカナミの元に、満を持して登場した人物、それは…。

「テラスハウス軽井沢編」で出演した又来綾さんじゃないですか!
顔をひと目見ただけでピンと来ましたよ。
しかしまぁ、恋愛バラエティ番組好きですねー、アヤさん。
そんなアヤさんは、カナミのモデル仲間とのこと。
カナミは今回のイタリア旅行の目的や、彼氏フミヤに対して思っていることをアヤに話します。
するとアヤから無責任の極みとも言える素晴らしいアドバイスが飛び出します。
「イタリアで作ってしまおう、イタリアベイビー!名前はイタリアにちなんでミラノちゃん」
いやはや、ここまで無責任なアドバイス見たことあります?笑
あまりにもひどすぎて私は笑ってしまいましたよ。
アヤに相談したカナミとしても、シリアスで切実な雰囲気だったのにも関わらずこの言い草ですからね。
真面目に相談を受ける気がまったくないのを、アドバイス1つでここまで表せるっていう技術もなかなかすごいですよね。
とりあえずカナミは、早急に付き合う友達を考えたほうが良いと思います。
ウンベルト1世のガレリア
そして話は現在、イタリア旅行に戻ります。
道中、再びフミヤが言葉を漏らします。
「ピザしかない!いじめじゃん!メッチャ旨そう!」
私も妻と新婚旅行でイタリアに訪れているので、実際に体験しています。
イタリアは街にピザ屋さんがすごく多いし、店頭に並ぶピザは美味しそうですよね。
フミヤは肉体づくりのためにストイックなのはわかるのですが、前日の会話でもそうでしたが節々で「美味しそうな食事」に対する未練がたらたら出てきます。
コミュニケーションの一環、冗談の1つとして発しているだけなのかもしれませんが、事あるごとに言われるカナミの立場にたつとなんとも言えない気分です。

そしてイタリア、ナポリと言ったらこの場所「ウンベルト1世のガレリア」に到着します。
十字のショッピングモールの景色が非常に有名ですね。
ここには床に12星座のモザイク画があるらしく、カナミはお互いの星座で写真を撮る前に1番叶えたい願いを言おうと提案。
というわけでまずはカナミから。
願いは当然「フミくんと結婚できますように」。
これを受けたフミヤは硬い表情で悩んでいる様子。
彼はどんな願いを言うのか。
「2人にとって最高の決断ができますように」
カナミはこのフミヤの願いを聞き、撮れた写真にイチャモンを付け出します。
「写真に私とフミくんの気持ちの差が表れている、めっちゃ顔がひきつっている」
フミヤは「本当の願い事は口に出さないほうがいい」と返すものの、もう一度撮り直すことに。
「仕事が最高な形で成功しますように」
満面の笑みで写真に映るフミヤ。
カナミは「なんで仕事なの?」と怒り、足早にホテルに帰ってしまいます。
フミヤもカナミの後を追うようにホテルに帰るものの、険悪な雰囲気に。
この一連の流れを見て、男性側の目線で言わせていただくとフミヤの対応は完璧でしたよ。
後のMC陣のトーク、特に小籔さんも言っていたように、おそらくカナミの気持ちを汲んだときのベストの返しは「俺もカナミと結婚したい」だったのでしょう。
ですが、それを2日目、こんな場所で簡単に言えるならそもそもこのような番組企画に参加し、イタリアには来ていないわけで。
本来7日目の最終決断の答えを、焦って今聞き出そうとしたカナミの失策だと思います。
カナミとしては結婚に向けての意識を強めたい、という意図があったと思いますし、気持ちが定まっていなかったとしても「結婚したい」と言って欲しかったのはわかります。
ですが、男性としてはここで軽々しく言うと嘘になるため悩んでしまう、というところまで想像して欲しかったですね。
仮にフミヤが「俺も結婚したい」と言ったら、今後の話が成り立たなくなるか、より面倒なことが起きるに決まっているじゃないですか。
もしこの後もフミヤが一貫して「俺も結婚したい!」と言い続けたら、もはや番組として成立しないわけで笑。

逆に途中で「いや、やっぱり…」なんて言おうものなら「嘘ついたの!?あのときのあれはなんだったの?男らしくない!」とカナミからも視聴者からも袋叩きにあうことは目に見えています。
ですので、この一連の流れに対するフミヤの対応としてはベスト、私はそう感じました。
ホテル(ロビー)
怒りながらホテルに戻ったカナミはロビーの椅子に座り、「(部屋に)戻らないの?」というフミヤの言葉も無視してそのまま居座ります。
今の心境をカメラに吐露するカナミ。
「あれはちょっとひどい、その前(ランチ)に話したことは何だったんだろう。カップルが大勢いるあの場所で仕事の願い事する人いないでしょ」
「仕事の願い事を言ったときのめっちゃ楽しそうな表情の写真がイラッとした、悪気がないんですよね」
と言いながら、「やりたいことリストを書いてきた」と言って手帳を取り出します。

このやりたいことリスト、私の方で読み取れる範囲でテキストに起こしてみました。
- イタリアのラブスポットに行って盛りあげる!さりげなく本心をさぐる。
- お酒を一緒にのむ → 本音を聞く
- イタリア(読み取れず)
- 押してダメなら(読み取れず)
- セックスレス問題
今回の件は、上記リストの1番だったということでしょう。
「さりげなく本心をさぐる」という点については「どこがさりげない?」ってツッコミを入れたくなりますが笑。
そして2番目の「お酒を一緒にのむ」。
あれ…冒頭のフミヤのセリフ「お酒って聞いただけで気持ち悪くなっちゃった」。
カナミがこのような策を練ってきているのを知ってか知らずかこのセリフ。
なんとも言えない切ない気持ちになります。
そして気になるのは5番「セックスレス問題」。
手帳にはこれに関してまだ続きが記載されています。
- セクシーな服で挑発
- イタリアのセクシーランジェリーを買う
- 首筋にキス
- 一緒にお風呂に(読み取れず)
- (読み取れず)の誘いにのる!
- 思い切ってイタリアベイビー(読み取れず)
なんともいじらしいじゃないですか。
次回、第3回のタイトルでも
「セックスレスのまま結婚していいですか?」
となっているとおり、どうやらカナミ達カップルはセックスレス。
それを打開する策としてカナミの方でいろいろと考えているようです。
そんな中気になるのが一番最後「思い切ってイタリアベイビー」。
これ!
モデル仲間アヤさんが放言したあのアドバイスじゃないですか!
こんな無責任なアドバイスがまさか刺さっているとは!
前言撤回です。
カナミさんアヤさん。
「類は友を呼ぶ」とはこのことですね、わかります。
インタビュー「フミヤ」
2日目を終えて、フミヤはインタビューに以下のように答えています。
僕も結婚する、ってことを言えば(カナミが)喜んだろうけど、僕もこの旅行にかける想いは強いので中途半端なことは言えない。
次に思い浮かんだのが仕事だったので、あの願いになった。
どスレート過ぎる発言はカナミの気持ちを考えていなかったと思うので、少し反省している。
が、期待を持たせたくなかった。
という感じで、概ね私の考えていたことと一致していました。
フミヤは一見子供っぽいところはありますが、バカではないんですよね。
話し方からも思慮深い面が見えますし、今回の対応も間違ってはいないと思います。
感情的なカナミとは正反対の性格とは思いますが、結婚とは互いの持っていない部分を補完する関係のほうが上手くいくこともありますから、そういう意味ではお似合いのカップルなのかなと感じています。
インタビュー「カナミ」
カナミはインタビューにこう答えています。
飽きたなら飽きた、冷めたなら冷めたって言ってもらったほうが楽。
情は優しさでもなんでもないですよね。
ただ私も「(フミヤを)支える」って言った以上、あの場面で不機嫌になるのはおかしかったと思う。
白黒決着つけたい。
自分の行動が言葉に対して伴っていないのを自覚しつつ、フミヤの態度に納得しきれていない様子でした。
カナミに対して思うのは、やはりどうしても感情的過ぎるという点ですよね。
いつも冷静に理詰め理詰め、というのが正しい姿だとは思いませんが、もうちょっと落ち着いてカッとなる癖を抑えたほうが人間関係のいろんな面において円滑に進む気がします。
まぁでもこの歳になって、その人の本質である部分を直すっていうのはそう簡単にできることじゃないですからね。
以前から番組内でも取り上げられているスーパーでカナミがフミヤに強い口調で言い寄るシーンも今後出てくるでしょうから、カナミ自身は自覚しつつも怒るのを抑えられないということなんでしょう。
2組目「サアヤ&カズ君」
続いては2組目「サアヤ&カズ君」カップルです。
ナポリ市内を散策
このカップルもカナミ達と同様、まずはナポリの市内を散策します。
サアヤはインタビューで
「きっとカズ君がいなくなったら死ぬほど後悔する。ただ今の仕事や人生を諦めろって言われたらそれはそれで後悔する」
「私は東京にいたい!(兵庫に行くのは)無理!とは言ったことない」
と答えていました。
兵庫のカズ君の自宅(実家)

ここでカナミ同様、時間がさかのぼり兵庫のカズ君の自宅(実家)の場面になります。
ご家族は母ひとみさん、姉ゆりかさん、父敬一さんの3人。
カズ君が今回の旅の経緯や目的を説明する中で、気になったのはお父さんとお母さんのセリフ。
まずはお父さん。
「結婚は勢いでいってしまわないと、なんやかんや考えてると結局いきそびれたりするからもう一気にいってしまわないと」
一理あります。
ただちょっと乱暴な印象ですよね。
よく言われることですが「結婚」とはスタートであってゴールではありません。
はっきり言います。
結婚する前にいろいろ悩んでいたことなんて吹き飛ぶくらい、結婚した後のほうが大変なことが山ほど出てきます。
勢いでいってしまって、最悪な結末「離婚」となってしまったらどうするの?って話です。
勢いで結婚できるくらいだったら、最初からこんなに悩んでいないわけで。
カズ君のことを誰よりも知り尽くしている「親」なんですから、もうちょっと親身になって相談に乗ってあげてもいいのにな、と感じてしまいました。
そしてお母さん。
「サアヤちゃんが大阪に来たら寂しい思いをするのかな?」
前回でサアヤが「結婚すると男性側に嫁ぐという風潮が未だに~」という話をしていましたが、まさしくこれですよね。
カズ君のお母さんはサアヤがこちらに来るということを前提で考え、話しています。
「結婚」とは最終的にどうするかは2人が決めること。
ですが結婚した後はお互いの「家族間の付き合い」になりますから、どちらかの親族、ましてや両親にこういう考えを持った方がいると、片方(今回はサアヤ)が心理的に非常にしんどくなります。
こういった面でもサアヤは追い詰められているんだろうな、と感じました。
そしてカズ君は後のインタビューでこう答えています。
「今のままいくとずっとこのままかもしれない。特に(結婚の)期限とかは決めていない、婚約をしている状態ってだけ」
「今すぐ関係を終わらせたい気持ちはない。この旅では何歳で一緒に暮らそうとか決められたら」
あれ?
カズ君の認識ずれていませんか?
番組の趣旨はあくまで「別れるか、結婚するか」です。
「一緒に暮らそう」を決めるレベルではありません。
サンテルモ城
そして場面は現在、「サンテルモ城」に登った2人は良い景色の中でイタリアの街並みを一望します。
シーフードディナー

その後は「シーフードディナー」ということで海沿いのレストランへ。
ナポリ名物「タコサラダ」「サーモンのマリネ」「ロブスター」が出され、非常に美味しそう。
料理に舌鼓を打ちながら、2人は慎重に本題に入ります。
カズ君が「腹割って話せない関係じゃないけど、話が進まなかった。月1回のデートで楽しい時間がなくなるの嫌じゃなかった?」と聞くとサアヤは
「嫌な気持ちになっちゃうだろうなと思ってあんまり話せなかった。お互い気を使いあった結果、話し合いができていない」と返します。
更に「今まで言ってきていないこと、言わなきゃいけないこといろいろある。納得できないところも多分ある。折り合いがつかなかったらこれが最後の旅行になる、のも覚悟してる」とのこと。
それを受けてカズ君は「今は無理だけど2年後、どちらかがどっちかに行くではダメ?今すぐ折り合いをつけないといけない?」と実家でのインタビューで話した内容をサアヤに伝えます。
もちろん今回で結論が出るはずもなく「こんな空気になっちゃう」と2人が苦笑いして会話が終わりました。
インタビュー「カズ君」
2日目を終えて、カズ君はインタビューに以下のように答えています。
(サアヤの)良い面しか見ていなかった。
良い方向にしか行かないだろうと思っていた。
別れる、別れたらどうなる、こんな場合別れないとダメ、というケースを考えていなかった。
万が一はあるのかもしれない。
今思うと急に悲しくなりました。
と最後は少し涙ぐみながら話すカズ君でした。
カズ君の気持ちとしては、これが正直な本音なのでしょうね。
今のままの良い関係がずっと続くと思っていたし、プロポーズもしているしなんやかんやでいつか結婚する、という流れになると思っていたのでしょう。
ですが「空気が悪くなる」というのを言い訳に、話し合いを避けてきた結果、蓋を開けてみると結婚するか別れるかの瀬戸際まで来てしまっていた。
おそらくサアヤがそこまで追い込まれている、ということには気づけていなかったと思いますし、旅行前に話していたように0か100じゃなくて、まずは同棲から、というペース感で考えていたのではないでしょうか。
ですがいざ旅行に来てサアヤと話してみると、どうやらそういうことではないらしい。
この7日間で究極の決断をしなくてはならない、そのことに気づいたときに生まれた複雑な感情が、最後に彼を涙ぐませたのだと思います。
インタビュー「サアヤ」
そしてサアヤはこのようにインタビューに答えています。
意外とあっちも覚悟できているのかな。
明日の会話が重い…。
自分が置かれている状況を説明するのは小出しにはしてきたが、明日はより深い話をしようと思っている。
相手の反応見るのが嫌ですね。
サアヤはカズ君とは対象的に「究極の選択」をする覚悟できているのが見て取れます。
ただ「自分の置かれている状況」を説明するのが、憂鬱になってしまうとは一体どんな内容なのか非常に気になります。
もしかしたら視聴側にもまだ明かされていないこともあるのかもしれません。
なんにせよ、次回以降の展開次第ということになりそうです。
「さよならプロポーズ」第2話レビューの総評

というわけで「さよならプロポーズ」第2話のレビューは以上になります。
テラスハウス出演者が友達として登場するなど、若干のサプライズはありましたが、各カップルの話はそれほど進んでいないという印象です。
現状だと話が平行線なんですよね。
カナミはちょっと感情的になるのが早いし、フミヤは仕事第一だし。
カズ君は認識が甘かったことをようやく自覚したようだし、サアヤの抱えているものはまだ見えないし。
次回はまた話が動きそうな予感がしますので、今後の展開も見逃せません!
それでは来週、第3回のレビュー記事でお会いしましょう!