新ブログ「サケコイ」で「さよならプロポーズ2」のレビューを更新中!
さて、今週もAbemaTVで配信されました「さよならプロポーズ」第3話!
第2話ではカナミ&フミヤは喧嘩、サアヤ&カズ君は曖昧な感じで会話が終わりました。
第3話のタイトルは「セックスレスのまま結婚していいですか?」。
なかなかセンセーショナルなタイトルですが、どんな展開となっているのでしょうか。
早速レビューしていきたいと思います!
目次:お好きなところからどうぞ
1組目「カナミ&フミヤ」
ホテルでの朝食
3日目のVTRはホテルの朝食から始まります。
とりあえず昨日のわだかまり(フミヤが「結婚したい」とお願いしなかった件」)はなさそうな様子。
カナミは「昨夜は爆睡だった、記憶がない。夢見たかもわからない」とふり返っています。
一見なんてことのない感想のように思いますが、第3話のテーマでもある「セックスレス」に関連する話ということですね。
そんなカナミの悩みを知ってか知らずか、フミヤは「今朝は階段トレーニング、5往復した」と語っていました。
確かこのトレーニングの様子は第1話で紹介されていたと思います。
私はその回のレビューでツッコむのを忘れていたのですが、またもや話題に出てきたので言わせていただきます。


朝食の会場につくと、がっかりするフミヤ。
昨日と同じメニュー=フミヤが食べられるものがなかったのが残念だったようです。
そんなフミヤを横目に「何かちょっと申し訳ないね」と言いながらパンを取りまくるカナミ。
カナミの皿には大量のパンが。
フミヤの皿にはリンゴとキウイ(+蜂蜜)、そしてプロテイン。
それぞれの食事を取りながら、フミヤは「今日どこ行くか決まってる?」と切り出します。
カナミの回答が曖昧だったので「ご飯食べてから昨日みたいな感じでジム一緒に行く?」と誘うと、カナミは「プラプラしてきていい?」と断ります。
2人にとってこういうケースというのはあまりないらしく、断られたことにショックを受けたフミヤは
「珍しいね、1人で行動したいのって。ホントに(ジムに)行かなくていいの?なんかちょっと意味ありげ…」
とカナミに聞くと、再びフワフワと「(意味なんか)ないよ」と返されます。
まぁホントは意味がものすごくあったんですけどね。
そんなわけで午前中、2人は別行動となります。
このやり取りを見て、カナミが何かの目的があることをフミヤは察しているようでしたが、ちょっと追求がねちっこいというか面倒くさい感じの印象でした。
察したんだったら何度も同じ質問をしないで、さらっと切り上げて別行動してしまえばいいのにと思います。
カナミもカナミで、フミヤには多くを語らずに1人で行動したい気持ちはわかりますが、もうちょっとしっかり答えてあげればいいのになぁと。
サアヤ&カズ君じゃないですけど、なんだかお互いがお互いに気を使いすぎて逆に面倒くさい感じになっていると感じました。
フミヤはジムへ

ジムに来たフミヤはトレーニングをしながら語ります。
「これをやらないと落ち着かない。趣味でやってるわけじゃなく、仕事としてやっている。やらなければならない、それが使命」
「ホテルの部屋でも(カナミと)今日の予定の話をしなかった。どこに行ったか想像つかない」
「昨日の喧嘩については解決まではしてないが、わかりあえたと思ってる」
「1人で出歩いていることが不安。1人で行きたいってことは僕に見られたくないことか、サプライズか何か…?」
「なるべく考えないように頑張ります!」
これらの話をしている時、とにかく「カナミが1人で出歩いていることが不安」の様子なフミヤが印象的でした。
確かに海外の慣れない土地で、自分の彼女が1人で出歩くのは彼氏目線だと不安になる気持ちはわかります。
私が同じ立場で2人だけで旅行に来ているのだったら、多分許可しないと思います。
でも今回は番組の企画ですし、カメラも含めスタッフも付いていますからね。
あそこまで不安にならなくてもいいんじゃないか、と思うのと同時にもっと別に不安に思うことがあるんじゃないか、と余計なことを考えてしまいました笑。
カナミは買い物へ

そんなカナミはなぜ1人で買い物にきたのか?
それはある深刻な問題を抱えているのが理由でした。
場面は変わり、第2話で放送された旅行前、渋谷で友人に相談していた場面になります。
渋谷で友人(アヤさん)に相談

ご存知「テラスハウス軽井沢編」でおなじみ、「アヤ」こと又来綾さんが再登場!
出だしからその「ある問題」について話が始まります。
とどのつまりは「セックスレス」。
普段の頻度は2ヶ月に1回。
カナミ自身も欲が少ないのは自覚しているが、それでも回数が少ない。
先日も2人でグアムを旅行したが、そのときも2人ともヘトヘトすぎてホテルに戻ったらシャワー浴びて寝ちゃったそうで。
1週間の滞在中でも1回しかそういうことがなかったようです。
しかもそれはカナミの誕生日を記念しての旅行だったようで、やはり行為は愛情表現の1つでもあるから、カナミは納得いっていない様子。
カナミが
「やらない理由がなんなのかわからない、多分めんどくさい?」
と言うと、アヤはすかさず
「ないと思うけど…もしかしたら冷めているかな」
と明らかに「ないとは思ってない」感じで返します。
それに対しカナミは納得した様子で「男性がそういうことをしないって冷めててもおかしくない。男性って女性より本能で生きている」と、偏見丸出しで持論を展開。

カナミの話はさらに続き「好き、とかは言ってきたりするが最近は私から言って、それに対しての反応になってる。誰でも好きだよって言われたら好きって返すのは普通のこと」とフミヤの態度に納得していない様子。
「ケータイいじる時間も増えるし、1人の時間も増える。今までの円満な感じはなんだったの?」
と言うとアヤ先生は
「すごい長い夫婦みたいな感覚なのかも。恋愛として好きというのとちょっと違うのでは?安心するから一緒にいる?」
とフミヤの心境について分析。

カナミが言うには
「フミヤには今までずっと彼女がいる。仮に冷めてたとしても次がいないから今のままずるずるしている可能性がある」
「今の生活で新しい人に出会う場面がまずない。どこかに行くタイミングで出会いのようなものがあったらもう終わり」
と、かなり危機感と焦燥感を感じているようです。
それに対しアヤは
「私は(2人に)すごい結婚してほしい」
という毒にも薬にもならない意見を吐きます。
そして2人はセックスレスの解消法をスマホで調べます。
「思いきり豪華なホテルでする」「マッサージする」
調べないでもわかるような定番な解決策が出てきたところで、カナミ達カップルの腕枕事情のエピソードがなかなか面白い。
「フミヤの腕が太すぎて、腕枕すると私の首がこうなる(寝違える)」
「なかなか共感してもらえないけど、(フミヤの身体が)本当に重い」
というところで、渋谷での場面は終わりました。
ちょくちょくツッコミを入れながら、2人のトークを記載しましたが、私からアヤへのアタリが強く感じた方もいたかと思います。
彼女のファンの方の気分を害すようなことがあったら、ごめんなさい。
一応弁明をしておくと、前回第2話の無責任アドバイス「イタリアベイビー」の発言からアヤはカナミの相談に本気で乗るつもりがまったくない、と見ていまして笑。
今回のやり取りを見ても、なかなかに薄っぺらくて冷笑してしまいました。
いや、なにも的確でウィットに富んだアドバイスを求めているわけじゃなくて、もうちょっと親身になった反応っていうのはないものかなぁ、という感じです。
これが女性特有の会話の仕方「共感」ってやつなんでしょうか。
まぁ大事なのはアヤの反応ではなく、相談というテイのカナミのカミングアウトの内容ですね。
第2話のカナミの手帳にも書いてあったとおり、フミヤとの間にある「セックスレス」という問題はどうやらかなり根深い様子。
2人でグアムに1週間行って、その間1回しかしないってなかなかのもんですよ。
しかも付き合って2年ですよね。
カナミとアヤは「フミヤがカナミに対して冷めているのでは」と勘ぐっていましたが、男の私からすると多分これ見当違いだと思います。
私の見立てはこうです。
「フミヤは性欲が超薄い」
いるんですよ、こういう男性。
私の知り合いにも結構いたりします。
決してイレギュラーケースではありません。
彼女のことは好きだし、愛してるし、女性としてももちろん見ている。
でもそれとこれとは別問題、おそらくフミヤはそういうタイプだと思います。
さすがに答えはフミヤのみぞ知る、ですがもしこれが正解だった場合、この後カナミが計画しているいわゆる「色仕掛け」というのは空振りに終わる可能性が非常に高いと思います。
果たして結果やいかに。
Victoria's Secret

そんなわけで、1人で買い物にでかけたカナミは「Victoria's Secret」に到着します。
女性スタッフ2人を連れて入店し、セクシーなナイトガウンとキャミソールを購入しました。
カナミが計画している「イタリアのセクシーランジェリーを買う」を達成したというわけです。
おさらいですが、カナミの手帳に書いてあった「セックスレス問題」の解決案は以下のとおりです。
- セクシーな服で挑発
- イタリアのセクシーランジェリーを買う
- 首筋にキス
- 一緒にお風呂に(読み取れず)
- (読み取れず)の誘いにのる!
- 思い切ってイタリアベイビー(読み取れず)
もしかしたら、今後の展開で記載されている他の案の実行シーンも出てくるのかもしれません笑。
次話、ナポリ湾の宝石箱「プローチダ島」

カナミが「私が引っ張っていくことがないから、先導して離島に行きたい」ということで、次話では景色がものすごく美しいナポリ湾の宝石箱「プローチダ島」へと行くようです。
2組目「サアヤ&カズ君」
海好きの2人は海水浴へ

3日目、海好きの2人は海水浴へ行きます。
車に乗り1時間半、到着したその街とは?
世界一美しい海岸線「アマルフィ」

「世界一美しい海岸線」で知られるアマルフィという街でした。
1997年に世界文化遺産に登録されています。
2人は地中海で泳ぐことに。
海の中ですこしはしゃいだのもつかの間、早々にあがる2人。
サアヤは悩んでいるようです。
歌舞伎町でのデート

場面は変わり、月に1度のデートでこの日は新宿歌舞伎町に。
食事をしながら2人の会話のシーンです。
サアヤ「カズ、私関係なく東京来てるね。いるじゃん東京に友達。関東人は好きですか?嫌いですか?」
カズ君「知り合った人はみんないい人。通勤ラッシュが嫌、そこだけが嫌」
カズ君「関西人の不思議なところある?」
サアヤ「京阪電車の車内が異常にうるさい。うるさいって言ったら語弊だけど、電車の中かカフェかわからなくなるくらい」
とのことでした。

しかし、なんだか会話が噛み合っていないのが気になります。
「Q.関東人は好きですか?」→「A.通勤ラッシュが嫌」
「Q.関西人の不思議なところある?」→「A.電車の中がうるさい」
これ理解できないの私だけですか?笑。
お土産探し

場面は再びイタリアへ。
ランチに「ペペロンチーノ」「マグロのジュノベーゼ」といった美味しそうな料理を食べた2人は、お土産探しへ繰り出します。
途中に入った「マヨルカ焼き」のお店で、そこの店主とお父さんと会話することに。
お父さんから「彼女は悩んでて、彼は結婚したいと思っているね」と鋭い指摘が。
そして「彼(カズ君)はボーッとしてるけど寝てる?」とも言われてしまい、カズ君は笑いながら慌てて「寝てない、起きてるよ!」と返していました。

お土産店を後にした2人は、店での会話を振り返ります。
「お話できてよかった、いい出会いだった。人生は変化していくものだから。一つじゃないよ答えは」
ディナー

そしてディナータイム。
停滞していた結婚の話が動き出します。
カズ君「今は100対0で東京?」
サアヤ「うん」
サアヤ「カズにとって結婚はなんですか?」
カズ君「一緒に暮らすこと、願望はね」
サアヤ「一緒に暮らすことが全てではない。自分も大切、カズも大切。こういう状況が人生で初めて。どっちも守りたい」
カズ君「今の状況と変わらない(?)」
3日目のディナーではこのような会話が繰り広げられました。
ほぼそのまま2人が話している内容をテキストに起こしているので、意味が若干わかりにくい部分があるかもしれません。
とくに最後のカズ君のセリフ「今の状況と変わらない」というのが脈絡から何を指しているのか読めませんでした。
ここで私が言いたいことは2つあります。
まず1つ目。
今回もテロップでも表示されていた、カズ君の「兵庫で一緒に暮らしたい」という希望。
これ、本人が直接そう表現していたことってありましたっけ?
上の会話の中でも「結婚とは一緒に暮らすこと」と答えてはいるものの、「どこで」というのは明言していませんよね。
カズ君は別に「東京でも兵庫でもいいから一緒に暮らしたい」ということではないでしょうか。
彼の真意が知りたいです。
もう1つ。
番組後半、次話の予告で流れていた場面でのカズ君のセリフ「一緒になるときに結婚したらいいかな」。
すかさずサアヤに「1週間しかないんだよ、その選択肢はないんだよ」とツッコまれています。
彼は今になってもまだ「別れるか、結婚するか」という番組の趣旨を理解しておらず、一緒に住める時期(準備)が整ったら結婚すればいい、と思っているようです。
初日であればまだ気持ちが追いついていない、という点で理解できなくもないですが、もう3日目ですからね。
お土産店のお父さんに言われた「ボーッとしてるけど寝てる?」というセリフ、ここでもう一度聞かせてあげたいです。
男女平等が叫ばれる昨今、カップルによっても違う問題なのでひとくくりにしたくはないですが、やはり「結婚」を進めるのは男性側の強い意志と行動力が必要なんですよ。
カズ君が普段どのくらい仕事ができるのかは知りませんし、外資系企業勤務でサアヤにキャリアを潰したくない、と言われるくらいでしょうからエリートの部類なんでしょう。
でもこういう人生の岐路、重要な決断のときに要点を把握しきれず、具体的に話をリードするわけでもなく、折衷案を出す様子でもなく、どうしようかとオロオロすると彼を見ていると、「別れるか否か」の瀬戸際まで来てしまうのも納得です。
ある意味極限状態じゃないですか、番組の企画を利用しなければ結婚するかどうかすら決められないっていうのは。
そんなカズ君の良いところも悪いところも知っているサアヤは、番組内では比較的落ち着いて建設的に話をしようとしているようですが、現在更新中の彼女のブログを見るとまぁそこそこ(カズ君に)キレているようで笑。
このカップルはサアヤが追い詰められて悩んで、番組に参加しようとしたのもおそらく彼女ですよね。
なので主導権は彼女にあるように映りがちですが、結局のところカズ君の行動次第だと思います。
次話ではこのディナーの続きとなり、さらに話し込むと予告があったので進展があることを期待しています。
「さよならプロポーズ」第3話レビューの総評
というわけで「さよならプロポーズ」第3話のレビューをしてきました。
まず最初に言いたいのはMC陣の変更。
これまでの紗栄子さんとかまいたち濱家さんが退場し、新しく鈴木奈々さんとダイアンユースケさんが参加しました。
ですが、番組内ではそれらの説明や紹介は一切なし(テロップが出ただけ)。
なんというか雑な扱いですねぇ笑。
まぁ正直あんまりトークも面白くないですし、メインMCの小籔さんの独壇場なのでこのブログでもほとんど触れていません。

あと思うのは、話の展開が少々気だるいなと思う点。
全何話の配信で完結するのかは知りませんが、3日目にして「結婚するか、別れるか」についての具体的な話し合いが行われている様子がほとんど見られず。
あくまで個人的な感想ですけど、仮に私が彼氏側の立場だったらもっとガッツリ綿密に、消去法使ってまで彼女と話し合いますけどね。
7日間ですよ?
7日間でこれまで答えを出せなかった「結婚するか否か」という問題に決着をつけなくてはいけない。
なんというか「危機感」を感じないんですよね。
言い換えると「ガチ感」がない。
「ヤラセだー」とか「番組側の演出がー」とか言うつもりはありませんが、彼らの人生の中の重要な一場面ということをあまり感じさせない、というのが現在の番組側への感想です。
もっと言うとカナミが計画している「セックスレス」解決案も、正直いまさらって感じがしませんか。
7日後にもしかしたら別れるかもしれない相手にすることじゃないでしょ笑。
日本でやろうよ。
それこそグアムでやろうよ。
仮にカナミの計画が上手くいって、イタリア旅行中にそういうことになったとしましょうか。
だからといってフミヤが「結婚しよう!」となるとは思えません。
それとこれとは別問題ですし、結論を出すまでのアプローチの仕方が微妙にずれてるんですよねぇ。
カナミは結婚したい、フミヤは今は結婚より仕事だ、と言ってるわけですからこのギャップをどうにかして埋めないといけないわけで。
嫌われたっていい、引かれたっていい、グイグイ来るなと思われてもいい、だって何もしなかったら7日後別れるんだから。
そのくらいの勢いでカナミはフミヤに対して、結婚と仕事のことについてとことん話し合いまくらないといけない気がします。
2組のカップルに言えることですが、今の調子でフワフワ同じようなことを平行線上で話し合い、最終日に「別れよう!(結婚しよう!)」となっても、全然感情移入できないですね。
もっとガチンコでぶつかってほしい!視聴者はそういうのを求めてるんだ!
と、このブログを通して言っておきます笑。
長くなりましたが、そこそこ厳しいことを言うのはこの番組に期待しているということでもあります。
それでは次回、第4話「結婚って一緒に住まなきゃいけないの?」のレビュー記事でお会いしましょう!