今週もAbemaTVで配信された「ときめきトラベル」第6回!
今回のタイトルは
「ラストに衝撃告白!僕の中で何かが目覚めた…」
となっています。
一人称から「男性メンバー」のことだと想像できますね。
前回のレビューでは「気づいてしまったヤバい事実」として、私がこれまでの配信を見て感じたことを記事後半で記載しました。
番組の展開、今後についてなかなかクリティカルな内容となっているため今回以降の展開が非常に気になるところ。
それでは早速レビューに参りたいと思います!
目次:お好きなところからどうぞ
ラブミッション「くじで選ばれた男女一組が密室で15分間腕枕をする」

まずは前回の最後でも予告されていたラブミッション「密室腕枕」。
くじ引きで選ばれたのは以下のメンバーでした。
- 正太郎
- レイア
レイアについてテロップで「物怖じしがちなお姉さん」とありましたが、これって初回インタビューでの「銃が怖いから防弾チョッキ着ていいですか?」の発言が元ですよね。
それ以外は特に「物怖じしがちな」話はしていないと思うので、ちょっと言い過ぎではと感じてしまいました笑。
逆向きの腕枕、という独特のスタイルでラブミッションが始まります。
正太郎「今日どうだった?」
レイア「前半盛り上がりすぎて、後半死んだ。緊張するこれ…」
正太郎「わりと人見知りする方なんだ?」
レイア「うん」
という感じで、ラブミッション自体の密度はあまり高くありませんでした。
後のインタビューでレイアはこう答えています。
「すぐるさんだったらいいなって思ってたところがあったから、(正太郎だったので)落ち着いていられた」
「(すぐると)今日一緒に喋ったのがすごい楽しかった」
「だから何か、すぐるさんのほうが良い印象になってるのかな」
と、レイアはすぐるに対して好印象をもっている様子が伺えます。
ラブタイム

そして1日の恒例行事「ラブタイム」が始まります。
女性メンバーまいぴょんは、男性全員にハグされる「コンプリート」を狙っています。
結果やいかに。
まいころ

まいころの元に来たのはプロテニスプレーヤーのダイキでした。
ダイキ「今日、(手繋ぎで)選んでもらって嬉しかったからお礼伝えたかった。昨日あんまり話せなかったから話せてよかった。明日以降も話せればなと思う」
これに対してまいころは、インタビューで以下のように答えています。
「今日も来てくれたから、あれ、これはガチのやつなのかな」
「私の中で揺れてる。すぐるメーターとダイキメーターがある」
「すぐるは8。一緒にいて楽」
「ダイキは6。キュンキュン、ドキドキする」
「(ダイキは)私のどこがいいと思っているのかわからない。ポーカーフェイスだし気持ちも言わない」
「すぐるくんとゆうとくんがデキてる気がしてならない」
「私はそこが結構これからポイントになってくるんじゃないかと思う」
「カメラが回っていないときもずっと一緒で、マジなのやつなのかな」
まいころ的にはダイキの気持ちが読みきれないけど、ドキドキはする。
ただ一緒にいて楽なすぐるへの気持ちが強め。
そしてその後の「すぐるとゆうとの関係」についての話がかなり興味深いですよね。
前回も車内で男性同士でポッキーゲームをやり始めるなどの場面はありましたけど、女性メンバーがそう思うほど2人の仲がただならぬ様子だということです。
そして今回はこの話が肝になってきます。
まいころは以前から「会話ができない」と残念な印象を持たれがちな女性ですが、観察眼はなかなか鋭いものを持っているようです。
レイア

レイアの元に来たのは、先程から話題になっているすぐるです。
すぐる「今日はありがとう、ラブミッションの時に選んでくれて。最初はあまり喋ってなくてどうしようかなと思ったけど、後半にかけてめっちゃ話盛り上がった。2時間くらいあっというまで時間が10分くらいに感じた」

そしてレイアのもとにもう1人、正太郎がやってきます。
正太郎「今日笑顔に助けられた。みんな元気ない時に笑ってた。明日以降は俺も笑わせられるように頑張ります、一緒に頑張りましょう」
レイアはこれに対し
「意外でした、絶対ありえないと思ってた」
「正太郎は元気な感じの人が好きだと思う。私は元気にできないので、違うかなと思ってた」
「今ちょっと恥ずかしかった、ドキッとした」
と答えています。

そしてさらにレイアに元には、ゆうとも来ました。
ゆうと「初日よりあまり喋れなかった。はたから見ててレイアちゃんが「アハハ」じゃなくておしとやかに笑ってる姿、笑顔がすごくいいなと思った。3日目もツラくなるかもしれないけど、笑顔を絶やさず旅を続けてほしい」
というわけで、2日目にして意外にもこれまであまり出番のなかったレイアに3人の男性がハグしにくるという結果になりました。
男性の共通した感想は「レイアの笑顔が素敵」だということ。
そしてこれは後のMCトークで山崎さんも言っていましたが
「まいぴょんの戦略がバレてる、まいころは話ができない、とした時にレイアの大人の微笑みに癒やされているのでは」
まさにそのとおりだと思います。
私が前回のレビュー時にお話した「気づいてしまったヤバい事実」まんまの流れがきているということですね。
ただちょっと難しいのが、レイア本人が素晴らしい女性、というのももちろんあるとは思いますが、他の女性メンバーを消去法で消した結果、という面も正直否めないので、評価としては手放しに喜べないのも事実としてあるかと思います。
まいぴょん

「コンプリート」を目指すまいぴょん、2日目のラブタイムでは誰もこないという結果でした。
まいぴょんはこの目標を達成するために、この日はゆうとを狙っていました。
しかし当の本人ゆうとはレイアに行っています。
この件について番組スタッフが「なぜゆうとはまいぴょんに行かなかったのか」を聞いたところ、ゆうとは以下のように答えています。
「まいぴょんと手をつないで歩いた」
「急にポンって来られたのが怖くて、今日最後(ラブタイム)レイアさんにした」
「(まいぴょんは)はたから見てての印象ですけど、男性から人気があるのかなと思う」
「その子から急にピョンと来られたので、なんだろう…ちょっと疑う?」
「私を見て感が強い、ちょっと怖かった」
「今日一旦外して明日また様子見てみようかな」
そしてまいぴょん本人はインタビューでこう答えています。

「昨日ゆうきくんに行ってみようって言ってた」
「ゆうきくん絶対来ると思った、こなかったですね」
「意外と賢い人なんですね笑」
「すぐるくんが1番いいですね」
「ゆるい感じだけど気も使える」
「でもちょっと嫌なところが…ずーっとゆうきくんと喋ってる」
「2人になる機会がなくて、ゆうきくんがセットで付いてくる。そこが嫌だなと思います」
最後、同タイミングですぐるにもインタビューしています。
「個人的に女性男性の中で誰よりもゆうとがいい」
「この感情よくわかんない」
「緊張しない、完全に僕心開いちゃってる」
「ゆうとも嫌なそぶりがない、この旅での心の拠り所」
「もし僕が女子メンバーだったら、確実にゆうとに行ってる」
さて。さてさて笑。
ちょっと情報量が多すぎるというか、展開が急なので落ち着いて振り返ってみましょう。
まずゆうと。
以前からの言動がおバカっぽくあまり良い印象は持っていませんでしたが、まいぴょんの真意に気づき始めてる辺り、意外にも鋭い感覚を持っているようです。
確かにゆうとの立場に立ったとき、これまで自分に対して向いておらず、他の男性からも人気がある女性が、いきなり自分のところにきたら「何か意図があるな」とは思いますよね。
外見やキャラに反して慎重な面が見えたのは、思わぬ収穫でした。
次にまいぴょん。
「ゆうと」の名前を「ゆうき」と間違えるという失礼極まりない発言。
「コンプリート」発言のときから良い印象は持っていませんでしたが、これはもう致命的ですね…。
そして来なかったことに対して負け惜しみなのか「意外と賢い人なんですね」と謎の上から目線。
おそらくそういう態度がにじみ出てきてしまっているんでしょうねぇ。
だからこそ今回のラブタイムの結果となったわけで。
残す男性メンバーはダイキですが、彼はまいころにぞっこんのようなのでまいぴょんの付け入る隙はあまりなさそう。
今の所すぐるが1番のお気に入りのようですが、この感じだと多分無理ですね。
これについては今回のメインとなるので後述します。
あれ、まいぴょん、2日目にしてもう詰んだ!?笑
そして問題のすぐる。
まいころからは「ゆうととデキているのでは?」と言われ、まいぴょんからは「ゆうとがずっと付いてくるのが嫌」と言われ、当の本人は
「メンバーの中で誰よりもゆうとがいい」
という発言、出てしまいました。
この件は、次のカルチャーミッションに行くためのバス車内でも続きます。
カルチャーミッション「メークローン市場に行き、タイで人気のスイーツ カノムクロックを食べろ」

3日目が始まりました。
新たなカルチャーミッションが届きます。
「メークローン市場に行き、タイで人気のスイーツ カノムクロックを食べろ」
メンバーは聞き込みを行い、遠くにあることがわかったのでバス移動します。
バスの中ではゆうとがすぐるの鼻毛を抜く、といったいつものようなじゃれ合いの後、ゆうとがお笑い芸人の魅力を語りだします。
「笑いとは生きる活力。笑顔って大事。無人島にいてつまんなさそうにしてたら寿命も縮まる。笑いがあったら寿命が伸びて楽しく生きていける」
ゆうとは語った後かなり恥ずかしそうにしていましたが、正太郎たちは「ゆうとが思ってる以上に良い話だった」と褒めます。
この流れからみんなが持つそれぞれの夢を話すことに。
まいぴょん「最終的にはお金持ちになりたい。自立したいから。今まで色んな人に助けてもらった分、みんなにご飯をごちそうしたい、恩返ししたい。一軒家に住んで結婚して犬飼ってご飯をごちそうしたい」
まいころ「やりたいことを全部やるのが目標。病院(施設)で働いている場所が終末期の人が多いところ。余命がわかってる人が多い。命があれば何でもできる。次の日の予定は全部立てて目標設定してやる。仕事を始めてポジティブになった」
「働く前はすごいネガティブだった。不注意すぎて車に3回ひかれて救急車に3回乗ってる。死んでないから大丈夫だな」
まいころがアントニオ猪木みたいなことを言いつつも、車内が良い感じの雰囲気になっているとすぐるが泣き出します。
すぐる「僕も自分の夢があってそれをいろいろ考えたら、みんなの話を聞いてたらこみ上げてくるものがあって」

そして後のインタビューで、すぐるはこう答えています。
長いです。
「バスでも感情移入しすぎちゃってポロッとしちゃった、そのくらいこの旅が楽しい」
「本当にみんなを好き、心を開いて仲良くなりたい、もっとみんなに心を開いて欲しい」
「カメラが入っているから、とかいろいろ考えると思うけど、そうじゃなくてリアルな感じで。こんな経験ないので」
「もっと打ち解けたい、もちろん恋愛も…したいですけど」
「やっぱり1つの何か殻を破ってみんなが成し遂げれば」
「僕も英語苦手だけど頑張ってホテルを探したりして、経験に繋がったり、日本じゃ経験できないことを経験させてもらって」
「みんな本気でぶつかって。素の状態で恋愛したいっていうのが強い」
「ゲイではないが、ゆうととか正太郎とかダイキといるほうが楽しい」
「心の底から楽しめる、もしかして自分ってそっち?」
「性的な欲求は特になくて、でも居心地いいのはやっぱり男性」
「なんかモヤモヤとしている」
「女性が好きじゃなくて、男性が好きなのか…」
「日本にいた時は男性の友達も好きだったけど、恋愛目線ではない」
「(日本では)一緒に毎日過ごすことはないので、僕の中で何かが目覚めたのか。複雑な気持ち」

というわけで、すぐるが現在の思いの丈を存分にインタビューで語っていました。
タイトルの「僕の中で何かが目覚めた…」とはやはりすぐるのことだったようです。
しかしなんというか、これまでの流れからは予想もできないような展開になってきましたね。
ここで一旦、各メンバーの矢印を整理してみます。

まだ第6回にしてこういう図を出すことに意味があるのか、という気はちょっとしますが笑。
一気に複雑になった各メンバーの気持ちが少しでも見やすくなれば、と思います。
男性メンバーに関しては、ダイキがまいころに一直線なところ以外、ほぼ見えていない状態。
すぐるはゆうとに対して、自分の中で疑問がありつつ「誰よりもいい」と公言しているので実線矢印。
そんなすぐるに、女性メンバーは揃いも揃って矢印を向けている状況です。
この状態が最終日まで続くとは思えませんが、仮に今のままであればすぐるがゆうとへの気持ちに決着をつけきれず、結果的に女性は全員失恋=男性も成立せず、という地獄の展開になるかもしれません笑。
まぁ普通の恋愛の展開じゃないほうが、番組的にも視聴者的にも面白いのでこれからの展開がより一層楽しみになるってもんですね!
ときめきトラベル 第6回 総評
というわけで「ときめきトラベル」第6回のレビューとなりました。
この回は旅の展開はほとんどなく、メンバー間の気持ちや想いがいろいろとわかった回になりました。
主役はやはりすぐる。
女性にモテているにも関わらず、当の本人は男性の方が好きかもしれないと気づく超展開。
まいぴょんの策略は早い段階からバレてきているっぽいですし、今後の展開が見逃せません。
それにしても第5回のレビューで私が述べた、いわゆる「詰み展開」とはまたちょっと違う方向に進み始めたので一安心しています。
まぁ結局すぐるがゆうとを好きになって、女性メンバー全員散るという真逆の「詰み展開」もあるにはありますが笑。
最初の頃は露出の少なかったゆうと、レイアも徐々にどんなキャラクターかわかるようになってきましたし、どんどん面白くなってきた「ときめきトラベル」。
それでは次回、第7回のレビュー記事でお会いしましょう!