新ブログ「サケコイ」で「さよならプロポーズ2」のレビューを更新中!
今週もやってまいりました「さよならプロポーズ」のお時間です。
今回は第5話!
旅の日数的にも中盤に差しかかって参りました。
果たして今回はどんな内容となるのでしょうか。
それではレビューへと参りましょう!
1組目「カナミ&フミヤ」
前回から引き続き、3日目の午後から始まります。
カフェではフミヤの想い、カナミの価値観を話し合った2人。
車で移動し、海に到着します。

カナミ「(気分が)下がっていっても多分フミヤはずっと考えちゃうから、だったら一回切り替えて楽しい感じの雰囲気にしました」
後のインタビューでそう語ったとおり、カナミは努めて明るい様子で振る舞い、2人はビーチの日陰に座ります。
フミヤ「本当はがっつり焼く予定だった?」
カナミ「うん笑」
フミヤ「そんな感じじゃなくなっちゃった?」
カナミ「全然?(そうです)」
フミヤ「午前中も、なかなか今までないじゃん」
フミヤ「いくら旅行っていっても1人で行動したりなかなかなかった」
フミヤ「何かやりたいことがあるのか、見せたくないことがあるのか?」
カナミ「逆にさ、ずっと2人でいたらやりたいことととか、少なからず1人で動かないとできないじゃん」
カナミ「なんでだろう?って疑問に思ったかもしれないけど、そこは1人でやりたいから」
フミヤ「もし明日以降も1人で動きたかったら言って、遠慮なしに」
フミヤ「俺はジムに行ければそれでいい笑」
フミヤ「トレーニングに関してはカナミは理解をしてくれている」

RRRRRR...
フミヤ「タイマー鳴ってる」
カナミ「ご飯の時間ですね、いつものことですけど。いつものことですけど!」
カナミ「イタリアに来てプロテイン3時間おきに飲むのフミ君だけだよ、イタリア全土で」
フミヤ「そうかな。…みんな見てるよ、みんなプロテイン飲みたいのかな」
カナミ「プロテインが物珍しいんだよ」
カナミ「結婚もプラスαできたら幸せだし、子供もプラスαで授かったら幸せだし」
カナミ「ちっちゃいものがおっきくなってどんどんどんどん幸せになっていく、ってこと」
カナミ「別にそれだけじゃないけどね」
水着も持参したがそんな気分ではなくなったカナミ。
2人は足元だけ海に入ります。
その後、プローチダ島から離れナポリに戻った2人はディナーへ向かいます。
レストランの隣にお肉屋さんが併設されており、店頭に並ぶ肉塊にフミヤは大興奮。
店内で選んだ肉を焼いてくれる形式になっており、席に付き料理を待ちます。

カナミ「自分が子供いて海とか連れて行ったら楽しめる?」
フミヤ「今日遊ばせている親とかの姿を見て、明確なイメージは湧かないけど子供がいれば幸せなんだろうなっていうやんわりとイメージは湧いた」
フミヤ「幸せだと思うけど、もっともっと何百倍も大変だよね」
カナミ「大変なのは子育てだけじゃないじゃん、いろんな面に関しても大変っていうのは付き物だから」
フミヤ「ご飯も作らないといけない」
カナミ「そうだよ」
フミヤ「作れる?」
カナミ「それはやるよ、いざとなったら」
ここで以前も登場した2人が同棲している部屋のシーンに移ります。
カナミ「料理はいつもフミくんに任せて、掃除とか洗濯は私が」
カナミ「私自身帰ってきてご飯食べなくて、お菓子で済ませちゃったりする笑」
カナミ「あんまり良くないのでフミ君に作ってもらって、一緒に健康的な食事を食べるようにしてます」

場面はナポリのレストランへと戻り…。
フミヤ「自分の母親が料理をする人だったから、それを食べて育ってきている」
フミヤ「幼少期の頃は家庭の味がすごく大事だと思う」
フミヤ「(自分が)料理が好きだから、そこに関しては奥さんが料理を絶対にしなきゃいけないとか思わないけど」
フミヤ「忙しくなってきて出来合いのものとか、お惣菜とかお弁当とかじゃなくてちゃんとしたものは食べてほしい
フミヤ「とは強く思う、そこに関しては」
カナミ「………(無言でうなずく)。」
その後運ばれてきた肉料理を堪能する2人。
ステーキに大満足の夜でした。
そして今日はナポリ最後の夜。
翌日午後8時に出航し、フェリーでシチリア島へ向かいます。
決断の旅後半戦、舞台はシチリア島へ移ります。
香港、函館と並ぶ「世界三大夜景」の1つ、ナポリの夜景。
その夜景を眺める2人。
ムードが高まるが、今夜セクシーランジェリーの出番はあるのか!?

以上が、今回のカナミ&フミヤの内容でした。
前回はフミヤの仕事感に関する話が中心でしたが、今回は実際に結婚した後のことについて話していました。
特に子供や料理については大事な問題ですよね。
個人的に思うのは、カナミはフミヤにとってふさわしい妻か、というのは正直微妙であるということ。
というのも、フミヤはまさに身体が資本な人生を送っているわけで、イタリア旅行中にも関わらずジムに行ったり、所構わずプロテインを飲みだすところからそのストイックさは伝わります。
一方でカナミは食事にあまり興味がなく、お菓子で済ませちゃうという女性。
妻が夫を支えてあげるべき、とはまったく思わないですがこの辺りの価値観が一致していないと結婚生活がかなり厳しい気がします。
フミヤは「妻が料理を作るべき、と言っているわけではない」とのことでしたが、流れ的に暗に作ってくれと言っているようなもので、食事がお菓子な彼女からはそこの未来像は想像できないですよね。
これまではなんとなくカナミは待っている状態で、後はフミヤ次第という空気感だったと思いますが、フミヤが悩むのはカナミのこれまでの生活スタイルに原因がある気がします。
ただ、カナミの「結婚して子供ができたら料理やるよ」というのは信じてもいい言葉なのかなとも思います。
自分もそうでしたが「立場が人を変える」というのは往々にしてあるので、あとはフミヤがどこまでカナミを信じられるか、というのが肝になってきそうな感じです。
ただカナミは前回の話し合いから「フミヤの最終決断まで待つ」みたいな感じになっていますけど、それはちょっと違うかなと。
正直セクシーランジェリーでセックスレスを解消しようとしている場合じゃないですよね笑。
フミヤが求めているものは「家庭的であるか」。
残りの日数でカナミがそれに気づき、重点的にアピールしていかないと「結婚」というところには届かない気がしています。
2組目「サアヤ&カズ君」
さて、2組目「サアヤ&カズ君」の2人。
冒頭はナポリ名物の老舗、ピッツェリアのシーンから始まります。
カプレーゼ、シーフードリゾット、マルゲリータなどの料理が運ばれ、どれもこれも本当に美味しそう。
途中で前回の話し合い後のインタビューが流れます。
まずはカズ君から。
「予想通りだったので驚きはしなかった」
スタッフ「サアヤさんも一緒に住むことが結婚だと思ってるって思ってた?」
「だから今まで結婚できてなかったし、別に一年の間に結婚できていた」
「じゃあいつする、という話になった時、そんなんいつ整うかわからんし、状況っていうのは変わっていくから決めれへんし、で終わらせたくない」
「そうなっていくると今までと変わらずいつになるかわからんし、いつその環境が整ってその環境で満足いくのかもわからんし」
「もっと、ってなったらもっと(結婚が)伸びるし、結局その日は来ないと思う」
そしてサアヤのインタビュー。
「そうなんですよね、そこ突かれたら確かにって感じなんですけど」
「何年って決めるのも決められるんだったら、もうすでに結婚している」
「設定ができる職種についていないので、なんともそこは言えない」
「新たに課題が増えたかなと思います」
4日目、今日でナポリとはお別れ。
カナミ達同様、午後8時のフェリーでシチリア島へ向かいます。
その前にナポリで最後に行きたいところ、有名なパスタメーカー「ボンドンノ」を訪れることに。

中では貴重なパスタの製造過程を見学します。
このパスタメーカーは日本には卸していないので、お土産を購入。
メーカーの方から「スポジーニ」というパスタをオススメされ、意味は「結婚」だということを知った2人は「ゲンを担いでこれにします」と決めます。

その後は併設されているレストラン「オルトラーナ」で食事。
ここでサアヤの過去のインタビューが流れます。
「彼と一緒にいたら幸せでそれでいいじゃないって言われることもあるんですけど」
「その幸せを彼に委託しているじゃないですか」
「自分の幸せが根底にあってこその2人の幸せだと思うんですよ」
「今までずっと相手との幸せしか考えてなくて、自分の幸せって何だろうって考えたことなかったなって」
「この遠距離恋愛を通じてカズ君から教えてもらったなって」
「あっち(兵庫)に行ってモヤッとした人生を過ごしながら生きても、カズ君も幸せじゃなくなっちゃう気がする」
場面はナポリに戻り、フェリーに乗り込みます。
ナポリからシチリア島へは約10時間の船旅。
船室の窓、デッキからの景色に興奮する2人。
いよいよ出航です。

以上が、今回のサアヤ&カズ君の内容でした。
最初に1つ言っていいですか。
内容薄くね!?
いやこんなこと言ったら全国の「サアヤ&カズ君」ファンに怒られてしまうかもしれませんが、さすがに言わせてください。
撮れ高ないんだな?
撮れ高ないから食事や料理のシーンでかさ増ししているな!?
2人の話し合いのシーンが少ない代わりに、レストランや料理の映像がやたら多いんですよね。
確かに番組上、きれいな景色であったり美味しそうな料理の映像というのは必要ですよ。
ただそれにしても比重がおかしい。
前回の2人の話し合い、サアヤのブログを見る限りなんと3時間も話し込んでいたようで。
サアヤが最後「今日はこの辺りで…」と会話を切り上げた理由はわかりましたが、何よりも思うのが
3時間も話してあの内容
だということ。
あれか、2人とも話下手か。
カズ君は「結婚したら同居したい」、サアヤは「同居が全てではないと思う」、極端な話これで3時間。
うひゃー、私には理解できない感覚です笑。
だって2人とも折れる気ないんですもんね。
そりゃ延々と平行線のまま話は進みませんよ。
期限を決めるってことについてはサアヤが「それを決められるんだったら既に結婚している」と開き直る始末です。
2人だけで話し合っていても埒が明かないから、番組企画を利用してもろもろ決着つけようと参加しているんですよね?
本当に決める気あるのかな?
開き直るんだったら、悩んでないでさっさと別れればいいのに、っていうのは言いすぎですか?笑
正直、回を追うごとにこの2人(特にサアヤ)の印象が悪くなりつつあります。
今回2カップルいて、番組始まってすぐ「カナミ&フミヤ」がメイン、「サアヤ&カズ君」がサブ、みたいな印象を受けていましたが、そろそろ真相が見えてきた気がします。
サアヤ達は、どちらかが何らかの形で折れないと進まない話を、おそらくこのまま最後までしつづけるんでしょう。
画が持たないからレストランや料理のシーンが多くなる。
一方でカナミ達カップルは、(内容の是非は一旦置いといて)わかりやすい喧嘩があったり、セックスレス問題解消のためにセクシーランジェリーを買ってみたり、フミヤが初っ端からジムに行ったり、そこら中でプロテイン飲みだしたり。
バラエティ豊かで非常に面白く、そりゃ番組構成のメインにもなるわって感じです。
もしかしたら今後、サアヤ達が濃くなっていくかもしれません。
それは可能性としては0じゃない。
カズ君がいきなり船のデッキでプロテインを飲みだすかもしれない。
サアヤがいきなり「兵庫にも東京にも家買えば良くない?」と斬新な提案をしだすかもしれない。
そんな展開に期待しつつ、ほとんど期待しないでおきます笑。
MC小藪さんのお言葉
サアヤ達に関してはVTR終了後、小藪さんが言っていた言葉に共感できたので紹介します。
「自分の幸せを突き詰めたら不幸になります」
少し極論的ではありますが、これは真理ですよね。
「自分の幸せ」っていうのは言ってみればキリがありません。
お金が欲しい、出世したい、いい暮らしがしたい。
上を見ればキリがなく、昇っても昇ってもさらに上が見えてくる。
上昇志向を持つことは悪いことではありませんが、自分主体を突き詰めていくとどこまでも満たされない、幸せになれないことになります。
一方で他人(家族)が幸せになることを自分の幸せにするのは強いです。
自分のためだけならできないことが、家族のためならやれてしまう。
ぶっちゃけた話、私が今こうしてブログの記事を書いているのも家族のためです。
あんまり言うと恩着せがましいし、エゴの押し付けになってしまいそうですが笑。
私は妻、そして子供が2人いる身ですが彼女らがいるから未来をどう生きていこうか真剣に考えることができます。
もし独り身なら、副業なんてどうでもいいとすら思ってるはずです。
サラリーマンで得られる今の収入で満足していますからね。
妻を幸せにしたい、子供に不自由をさせたくない、そう強く思うからこそ強力な動機、原動力が生まれます。
「私が幸せじゃなくなったらカズ君も幸せじゃなくなる」的な発言をしたサアヤにはぜひ気づいてもらいたいところですが、これがなかなかに難しい。
というのも、この考えって結婚してからじゃないとなかなか理解できないからです。
正直な話、私も結婚前20代のころは「他人の幸せを願う」というのはあまり考えていませんでした。
それが結婚して6年たった今では、ほぼ全ての行動が家族のためになっているのですから、家族の存在というのはいかに大きなものかということです。
結婚は人生における重大な決断なので、もちろん慎重に納得いくまで悩み考えることは大事ですが、結婚後にわかることも数多くあるということをカナミ達、サアヤ達には知ってもらいたいと願います。
「さよならプロポーズ」第5話レビューの総評
というわけで、以上が「さよならプロポーズ」第5話のレビューとなります。
最後は個人的な話を少々熱く語りすぎてしまったかもしれません。

また番組の最後、次回予告ではシチリア島へ向かうフェリー船内で2カップルが合流するとありました。
両方とも思い悩んでいますので、同じような悩みを持つカップルと意見交換だったりして刺激を受けるのはプラスに働くと思います。
それでは次回の内容を楽しみに待ちつつ、第6話のレビューでお会いしましょう!