新ブログ「サケコイ」で「さよならプロポーズ2」のレビューを更新中!
さて、今週もAbemaTVで配信されました「さよならプロポーズ」第9話!
前回第8話は特にフミヤの「筋肉公園」の件が大変が面白かったですね笑。
今回第9話は冒頭で「ラスト4話」とテロップがありました。
おそらく「第9回も含めた」ラスト4話だと思われますので、最終回は第13話となりそうです。
今週は一体どのような展開となったのでしょうか。
早速レビューへと参りましょう!
目次:お好きなところからどうぞ
「カナミ&フミヤ」カップル
ビーチを歩くカナミとフミヤ。
気晴らしに日光浴、ということでイタリア初の海に入る2人。
フミヤはそのムキムキバキバキな肉体を惜しげもなく披露し、カナミもモデルということで引き締まった水着姿です。
内面もそうですが、見かけもやはりお似合いのカップルですね。
水面にプカプカと浮かんでイタリアの海と空を満喫します。

海でのカップルがすること、と言ったら定番の水のかけ合い。
カナミが水をかけ、フミヤがドラゴンボールばりに「フンッ」という仕草でそれを払う姿が印象的でした。


海で一通り遊び終わった彼らが次に目指すのは「ペッレグリーノ山」というところ。
どうやらフミヤが行きたいところのようです。
ここには「サンタ・ロザリア洞窟教会」があり、そこにある「聖なる水」を口にすると運気が上がるのだそう。
フミヤはそこで「仕事の運気」を上げたい、と話すとカナミは「仕事の!?」と不満そうな態度を見せますが、でもパワースポットということで付いていきます。
そして到着した教会。

中に入った瞬間空気が変わったことを実感し、感動するフミヤとカナミ。

奥には神父「ガイターノ」さんがおり、教会内を案内してくれました。
願い事を紙に書いて壁の穴に入れているところや、パレルモの守護聖人「サンタ・ロザリア像」を見せてくれます。

そしていよいよ目的だった「聖なる水」へ。
洞窟からにじみ出る水は「病気」や「怪我」が治るとされています。
カメに入った水を神父に促されるまま口にする2人。

「無心」で飲んでしまったことに若干後悔しつつも、神父さんの話では「心は既にお見通しだから願う必要はない」と聞いて安心しながら、教会の中で余韻に浸ります。
そして長居も申し訳ないということで、教会に出るとそこには絶景と夕焼けが広がっていました。

この旅で完全にロマンチストへと開花したフミヤ、そしてカナミはオレンジ色に色づいた空と景色を眺めます。
心が洗われた参拝、それを実感していると先ほどの神父さんから「キリスト教の祈りをしてあげる」と提案がありました。
2人は向かい合って立ち、神父さんは祈りの言葉を述べながらフミヤとカナミに触れます。

しばらくするとフミヤの目から涙が。
そしてそれを見たカナミも泣き出します。
神父さんは
「涙はその人の偉大さの印です」
「泣くのを止めないで下さい」
「涙を流せる人に嘘はありません」
「あなたたちの事は絶対忘れないよ」
と述べ、それを聞いたフミヤは「不思議だ、こんなに泣くとは思わなかった」とさらに号泣。
最後には神父さんからお土産、ということで「サンタ・ロザリアの彫刻」をいただき、2人は「ヤバすぎる、もう無理だ」「ちくしょう」と言いながら教会を後にしました。
フミヤは後のインタビューでこの時のことを振り返り語っています。

「今まで生きてきた中であそこまで泣いたっていうのは、ホントに数え切れるくらいしかなくて」
「強い人ほど涙は流すという言葉をかけていただいて」
「僕はやっぱり男だから絶対に強くなければいけない、というのはすごく持ってたので」
「その言葉が胸に染みて涙が止まらなくなってしまいました」
そしてカナミのインタビュー。

「神父さんのおかげでもっと距離が縮まったなっていう」
「フミヤから手を繋いで歩こうとか言ってくれたので、今までのイタリアの旅の何日間で手を繋ごうって言ってくれてなかったので」
「なんかホントによかったなっていう」
「フミ君の気持ち的にも良い方向に進んでいるから、積極的に手を繋ごうとか言ってくれたんじゃないかな」
第9話「カナミ&フミヤ」カップルを見た感想
以上が第9話のカナミ、そしてフミヤの内容でした。
いやー、非常に良い内容でしたね。
まずは序盤からずっと気になっていたフミヤのムキムキバディを堪能できました。
これまでマッチョだ筋肉だという話は散々出てきましたが、脱いだシーンは今回初だったのではないでしょうか。
初回でのっけからジムを探していた男の肉体のお披露目が、第9話ですからね、焦らしましたねー。
まぁそれはいいとして笑。
今回は2人の結婚に関する具体的な会話はなかったものの、画面越しに伝わる教会の圧倒的なパワーと言うか神聖な空気というのはすごいものがありました。
洞窟の中だからきっと温度が低いのだと思いますし、音が反響するなどの効果もあるのでしょう。
そして神父直々の言葉と、キリスト教の祈り。
まさに「迷える子羊」の2人にとってこれほど響くものはなかったのではないでしょうか。
ただ、編集されているのかもしれませんが、その後の2人のインタビューがそれぞれ別のことを述べていたのが印象的でしたね。
フミヤは流した涙にまつわる教会での思い出、カナミはフミヤが「手を繋ごう」と言ってくれたことに対する感想。
男女の違い、というのは主語が大きすぎるかもしれませんが、フミヤとカナミの感じることの差が如実に出ていたインタビューだと思いました。
さて、旅もいよいよ大詰めを迎えます。
次回は、以前第7話で話題となったカナミの「手料理」を振る舞うことに関する話となりそうです。
ですが、予告ではスーパーの中で口論になっている様子が映されていました。

カナミ「そっちがいろいろ文句つけてくる」
カナミ「表情とか態度に出したり」
カナミ「だったらそういうこと『試練』与えんなや」
フミヤ「明日決断だよ」
カナミ「いいよ別に。どうにでもなればいい」
このシーンは事前レビューでも書いたとおり、告知動画の中でも使用されていたカナミのブチギレシーンですね。
話している内容から想像すると、手料理を振る舞うために買い出しにスーパーに行った2人ですが、フミヤがカナミの言動にいろいろと不満そうな態度をとったのでしょう。
それに嫌気がさしたカナミがブチギレ、ということではないでしょうか。
気になる内容は次回、第10話ということになります。
本当にこのカップルは最後まで目が離せませんね!
「サアヤ&カズ君」カップル
サアヤ&カズ君カップルは6日目を迎えます。
6日目ということは最終決断の前日です。
翌日の19時にお互い顔を合わせて結婚するか、別れるかという選択をしなければなりません。
この日はサアヤの行きたい場所、地元で評判のワイナリー「ドンナフガータ」へ行くことになります。
ワイナリーに着くとオーナーのジョゼさんが出迎えてくれ、案内してもらえることになりました。

中へ入るとそこは芳醇な香りを放つ倉庫、1,000以上の樽が貯蔵されているそうです。
そして2人は「ミッレ・エ・ウナ・ノッテ」という最上級の赤ワインを飲ませてもらえることになりました。

倉庫内で極上のワインを堪能し、さらに倉庫から出た後はジョゼさんを含めた3人でテーブルでワインを飲みながら話します。
ジョゼさんから温かい励ましの言葉をもらったカズ君は泣き出し、それを見たサアヤも涙ぐんでいました。
ワイナリーを出た後、街を歩いていると教会で結婚式を挙げているのを見つけます。

しばらく無言で見学する2人は、それぞれ何を考えていたのでしょうか。
夜を迎え、最終決断まで24時間に迫ります。
最後の晩餐は海の見えるレストラン。
「ブルスケッタ」という料理を食べながら、2人が会話を始めました。
カズ君「サアヤちゃんこの旅行きて良かった?」
サアヤ「良かった」
カズ君「結果がどうなっても?」
サアヤ「…(うん)」
カズ君「そうだね、日本にいたら前進しなかった」

サアヤ「(ジョゼさん)何か幸せそうやった、幸せって顔にでるな、家族に囲まれて幸せって」
カズ君「仕事でもうまくいって幸せそうやったな」
サアヤ「ああいう人になりたいな、幸せが顔でわかっちゃう人」
サアヤ「なんか結婚、結婚ってワードで先行しててちょっと見えなくなってたけど結局はどう生きていきたいかってことだね、きっと」
カズ君「2人で生きていくかってこと?」
サアヤ「自分がこういうのが幸せだからこうしたい、っていうのが結婚だったり」
カズ君「そっか、別に仕事で1番取りたくて、その人にとってそれが幸せなら別にそれが1番」
サアヤ「自分がしたい生き方のひとつに結婚がある、そういうシンプルなものだったのかなって思ってきた」
カズ君「そうだね」
サアヤ「なんか自分にとってのカズ君の結婚って何って、ちょっとだけわかってきたような気がする」
サアヤ「まだ言葉にはできへんけど」
カズ君「明日までに決断できる?」
サアヤ「…(うん)」
サアヤ「カズどう?」
カズ君「できると思う」
6日目の夜、2人へのインタビューです。
まずはカズ君から。

「僕にとって結婚するってことは一緒に暮らすこと、ってずっと思ってたんですけど」
「それ以上に大事なことがあるのかな、って今日はすごい感じましたね」
「僕は一緒に暮らすこと=幸せ、でそれが結婚って思ってたんですけど」
「幸せなことが一番で、ひとつの要素として一緒に暮らすことがあるのかなってそこでちょっと思いましたね」
「最終ジャッジの時に僕の想いを受け止めてくれるかどうかだと思います」
そしてサアヤ。

「この数日間一緒に結婚について考えてて」
「やっぱお互い幸せじゃないと結婚って成り立たないんだなぁ、ってすごくいろんなカップルだったりとかお話聞いた方だったりとか」
「特に今日のワイナリーの奥様の話とか表情とかすごく幸せそうで」
「どっちかが何かを重荷だって思ってたら、重りかな、幸せにはなれないのかなと思って」
「カズ君に幸せになって欲しい、私が思うカズ君との結婚の意見がここまで合わないんだったらカズ君の他に幸せに通ずるものを見つけて欲しい」
スタッフ「一緒に住むっていう結婚ができる人にカズ君の幸せを託す?」
「私は私の選んだ生き方を曲げることは出来ない」
第9話「サアヤ&カズ君」カップルを見た感想
この日のワイナリーでの出会いを通じて、カズ君そしてサアヤは特に「自分の幸せを追求する」という考えを強めた気がします。
「結婚」という先に幸せを見出すのではなく、自分の幸せを考えた時に「結婚」という選択肢もある、ということでしょうか。
まぁここからは人それぞれの考え方、ということになりますね。
人生をどう生きていくか、何を持って「幸せ」だと思えるかは十人十色。
他人が定義するのはもってのほかですし、自分が幸せだと信じる道を生きていくのが一番良いことだと思います。
最後のMC陣のトークでもありましたが、このカップルはもう最終決断を待たずとして結論が出ているようなものですね。
それは前回第8話でも気づいていたことです。
ここまで来るともう、カズ君は結婚して一緒に暮らしたい!と思ってくれる人と結婚するのがベストだと思いますし、サアヤは自分の思う通りに生きていくのが一番いい選択ですよね。
カズ君も今回の会話の中で「日本にいたら前進しなかった」と話していますので、この旅にきて良かったのではないでしょうか。
今回は「結婚しない」という意味では残念な結果となりそうですが、2人の将来に幸あれ、です。
「さよならプロポーズ」第9話レビューの総評
以上が、「さよならプロポーズ」第9話のレビューでした。
カナミカップルは最後の最後まで波乱を見せてくれる予感。
そしてサアヤカップルは早くも結論がほぼ出ている状態となりました。
最終回まで残り数話、ということですので今後も各カップルたちの動向を見守っていきたいと思います。
それではまた次回、第10回のレビューでお会いしましょう!
恋愛バラエティ番組 全レビュー記事まとめ