皆さんはメガネをかけているでしょうか。
ある調査によると
「日本人の7割以上がメガネやコンタクトレンズといった視力矯正器具を使用している」
という結果が出ています。
かく言う私もメガネとは古くから縁のある人生。
中学生になるくらいから視力が下がりだしたので、そこから20年近い付き合いになります。
今日はそんなメガネ使用歴の長い私が、数ヶ月前に購入し非常に気に入っているメガネと、それまでに出会ったオススメの眼鏡店をご紹介します。
目次:お好きなところからどうぞ
メガネ遍歴
冒頭でも少し触れましたが、簡単に私のメガネ遍歴を記載します。
- 12歳頃:視力が低下、黒板の字が読めなくなってきたためメガネの使用を開始
- 18歳頃:コンタクトレンズデビュー、以降メガネとの併用
- 30歳頃:コンタクトレンズをつけると目の充血が治まらない症状が発生
医者に診てもらうが原因不明により、コンタクトレンズ生活をきっぱりと断念 - 2018年:理想的なメガネと出会う
とこんな感じです。
まぁ子供の頃からメガネを使用している方は、大体同じような遍歴なのではないでしょうか。
私の中で特筆すべきは30歳の時に発生した原因不明の充血。
それまで外出時はコンタクト、在宅時はメガネという使い分けで長年暮らしていたのですが、突然それができなくなってしまうという状況に陥りました。
急遽必要になったので、度数がわかればネットでメガネが買えるという「Zoff」で購入してみることに。
こりゃ便利、店舗に行かなくてもメガネが買える時代が来たか!と良さげなフレームを選んでポチります。
注文から数日後、届いたメガネをかけてみると…。
なんということでしょう!
私の顔に全然合っていないではありませんか。
度数は片方見えにくく、フレームもまったくしっくり来ず、鼻からずり落ちる始末。
そりゃあ当たり前ですよね。
フィッティングも何もしてないわけですから。
これは別にメガネが悪いというわけでなく、そういう買い方をしたらそういうメガネになるよ、という教訓でした。
白山眼鏡店
まず最初にご紹介するのが「白山眼鏡店(はくさんめがねてん)」。
あのジョン・レノンも愛用していたことで、ご存知の方も多いでしょう。
他にも芸能人、著名人の御用達メガネとなっています。
ショップ
- 上野
- 渋谷
- 自由が丘
- 吉祥寺
- 大阪茶屋町
以上5箇所となります。
アクセスしやすい店舗があると思いますが、まずは上野の本店に行ってみることをオススメします。
ショップに行き実際に見てみた感想として、シンプルなデザインで上品な仕上がり、という印象です。
顔の一部として主張しすぎることなく、視力矯正器具としてはもちろん、アクセサリーの1つとなってくれます。
重要な掛け心地ですが、非常に良いと評判です。
実際の感想でなく、申し訳ありません。
こればかりは試着では体感できず、その人にあったフィッティングを行わないと、リアルな掛け心地はわからないためです。
価格帯
気になる値段の相場です。
フレーム:28,000~34,000円(税抜)
レンズ:13,000~40,000円(税抜)
合計:41,000円~74,000円(税抜)
高ければ高いほど良い、というわけではありません。
ですがレンズの性能は確実にあがりますし、あとは自分が気に入ったフレームを購入するのが一番幸せになれると思います。
私もいろいろと情報は仕入れているのですが、こちらのメガネは近々購入したいと考えています。
購入した際には紹介の記事を書きたいと思います。
金子眼鏡店
次にご紹介するのが「金子眼鏡店(かねこがんきょうてん)」。
こちらも国内で有名な眼鏡店なのでご存知の方も多いでしょう。
金子眼鏡店と言えばセルロイド眼鏡(べっ甲柄)が有名で、私が実際に店舗に訪れた際も、多くのセルロイド眼鏡が並んでいました。
ショップ
- 二子玉川ライズ
- 銀座
- 青山
- 渋谷ヒカリエ
- 自由が丘
金子眼鏡店は各地に多数ショップがありますので、全ては載せきれませんが東京の代表的なところだと上記になります。
私が訪れたのは「二子玉川ライズ」店です。
その日は買うつもりはなく、視察も兼ねて試着もさせていただきました。
どのフレームも軽く、またべっ甲柄が映え、顔の特徴的なパーツの1つになる印象でした。
つるのところに「金子眼鏡店」と金色の文字で刻印があるのも渋く高級感を演出しており、カッコ良いです。
価格帯
フレーム:20,000~40,000円(税抜)
レンズ:8,800~69,300円(税込)
合計:28,800円~109,300円
低価格帯の幅も広いので、「白山眼鏡店」に比べると安く抑えられるかもしれません。
こちらのメガネも私はまだ購入したことがないのですが、もちろん最有力候補の1つ。
欲しいフレームの候補もあるので、都合がつき次第買いに出かけたいと思っています。
2019年10月、ついに購入しましたのでレビュー記事を書きました!
999.9 Four Nines
というわけで大本命、私がメガネを購入した「999.9 Four Nines(フォーナインズ)」です。
こちらも芸能人の愛好家が多く、高級メガネとしても広く知られています。
ショップ
- 銀座(本店)
- 青山
- 瑞江
- 渋谷
- 新宿
フォーナインズも各地にショップや取扱店が多くあるため、全ては載せきれませんが東京の代表的な店舗は上記になります。
そのうち私が購入し、足を運んでいる店舗は本店である銀座店になります。
直営店(Four Nines Shop)では、フォーナインズが特に力を入れているフィッティングをしっかりと行ってくれます。
代理店で購入された方は、そのメガネを持って一度直営店に足を運ぶことをオススメします(もちろん無料です!)。
価格帯
フレーム:25,000~55,000円(税抜)
レンズ:18,000~67,000円(税抜)
合計:43,000円~122,000円(税抜)
ご覧の通り、先に紹介した眼鏡店に比べると頭一つ抜きん出て高価です。
自分の好みにあったフレームで、ミドルクラスのレンズにするとそれだけで軽く100,000円は超える代物。
そのため、何本も所有するのは難しいかもしれませんが、品質の高さは間違いありません。
特にレンズは「ニコン製」のものとなるため、見え方が他のメガネとは一線を画しています。
購入したフレーム
私が購入したフレームは上記のものになります。
フレームの価格が53,000円、レンズが47,000円くらいだったのであわせてちょうど100,000円くらいになりました。
フレーム全体が純チタンになっており、鼻あての部分もチタンが使われているため体温が伝わりやすく、かけてからすぐ顔に馴染みます。
フォーナインズと言えば「逆Rヒンジ」と言われるくらい有名な技術がフロントとつるの間に部分に使われています。
これを採用することでヒンジに弾力性が生まれ、着脱時は外に広がり、装着した際は側頭部に馴染む、ということが実現できているようです。
このフレームは一見、その「逆Rヒンジ」が使われていないように見えるのですが「ビルトイン逆R」を採用することで外側から見えなくなっています。
デザイン性を重視した作りになっている、ということですね。
フィッティング
フォーナインズはフィッティングに力を入れていることで有名なのですが、私も購入の際、実際にそれを体験することができました。
視力検査も通常のランドルト環(Cマークみたいなやつ)だけではありません。
精密機器で細かく測定し、実際にあうレンズ(度数)を何度も何度も試しその人にとって最適なものを選びます。
私はそれまでJINSで購入した10,000円くらいの安いメガネをかけていたのですが、視力を出そうとするあまり、かなりの過矯正になっていたことがわかりました。
実際にフォーナインズで作成したレンズは、JINSメガネのレンズより4段階ほど度数を落としたものになりました。
驚くとともに、早い段階でフォーナインズできちんと視力測定してもらってよかったと感じています。
その後購入時は、顔の写真を取るのみですが、これに合わせてフレームが製作されるようです。
フィッティングは後日受け取りに行った際にしてもらいました。
専用の椅子に座り、個別についてくれたスタッフの方と簡単なヒアリングを行います。
その後つると鼻あての調整を何度も何度も細かく行い、理想的な掛け心地を得ることができました。
スタッフの対応も親切かつ丁寧で、高いお金を出してメガネを買う価値はあったと非常に満足しています。
購入から半年
購入から半年ほど経ち、その間毎日使い続けていますがまったく問題なく、それまでたまに起きていた頭痛がぱったりなくなりました。
途中娘と遊んでいる中でぶつけてしまったりして、2回ほど店舗に出向きフィッティングし直してもらいました。
変わらず丁寧な接客で、メンテナンスには気兼ねなく来てほしいとおっしゃっていただきました。
今後も近くに立ち寄った際は気軽に足を運ぼうと思っています。
前述の通り小さい子どもが家にいる場合は、思わぬ事故で曲がる可能性があります。
多少その部分で神経を使うことがありますので、その際は安めのメガネと併用したほうが精神衛生上はいいのかもしれません笑。
日々のメンテナンス
ただ、いくらショップで気軽にメンテナンスしてもらえるからと言って、そう頻繁に通えるわけではありません。
その間にも当然汚れは溜まっていきますので、自宅でも清潔さを保てるようにと超音波洗浄機を購入しました。
楽天では他にも安めの超音波洗浄機がありますが、こちらは少々高め。
CITIZEN製ということで値段よりもメーカーの信頼性を取ることにしました。
メガネはもちろんのこと、小物やアクセサリーなども洗浄でき、使用頻度が高いため購入した価値がありました。
ちなみに食器用洗剤を少し加えると、洗浄力が高まり良い感じです。
理想のメガネを手に入れて快適な生活をおくろう!
価格帯
白山眼鏡店
- フレーム:28,000~34,000円(税抜)
- レンズ:13,000~40,000円(税抜)
- 合計:41,000~74,000円(税抜)
金子眼鏡店
- フレーム:20,000~40,000円(税抜)
- レンズ:8,800~69,300円(税込)
- 合計:28,800~109,300円
999.9 Four Nines(フォーナインズ)
- フレーム:25,000~55,000円(税抜)
- レンズ:18,000~67,000円(税抜)
- 合計:43,000~122,000円(税抜)
感想
今はフォーナインズのメガネ1つに、その他安めのメガネを複数持っています。
ただ、今は使用頻度が偏ってしまっています。
紹介した白山眼鏡店、金子眼鏡店で気に入ったフレームを見つけ出しそれらをローテーションで使っていくことで、それぞれ長く愛用していきたいと思っています。
昨今はJINSやZoff等、格安メガネが主流になっている時代です。
しかし今回紹介したメガネは使用感が全く違います。
長くかける人は少し奮発して良いメガネを持っておくと今後の人生がより快適になるかもしれませんよ!
最後に私が実際に使っているメガネ(S-351T)を載せておきます。
レンズが入るとまたちょっと違った印象になるかもしれませんね。