部屋のインテリアを構成する上で「照明」というのは非常に大きなウェイトを占めています。
選択一つで雰囲気が、最高にも微妙にもなってしまうそんな繊細な家具「照明」。
一口に「照明」と言っても、その種類は様々です。
天井にかけるもの、壁にかけるもの、スタンド型のもの、卓上に置くもの、家具の裏に仕込むもの。
まだ書ききれないくらいたくさんの種類がありますが、今回は私が戸建てに引っ越す際、悩みに悩んで選択した「天井」の照明を紹介したいと思います。
部屋に間接照明が整っている場合でも、光量が欲しい場合はやはり天井からの光が重要になります。
気に入ったデザインのものを選べば、それも1つの「印象的なインテリア」として機能します。
大きさもそれなりのものになってきますので、自分が良いと思ったものを慎重かつ大胆に、天井につけてカッコいい部屋を演出していきたいものです。
目次:お好きなところからどうぞ
BUNACO(ブナコ)
E17 ミニクリプトン球 40W×3灯付属
コード長1.5m
引掛シーリング、コードハンガー付
Shade Size(mm) : φ380×H150
出典:BL-P331
わが家では1階の和室で使用しています。
画像でもわかるとおり、消灯時は「木」本来が持つ優しい色合いをしており、点灯すると熱を帯びたかのように赤く光ります。
この色が非常に美しく、和室を始めどんな雰囲気のインテリアにもマッチすると考え購入を決めました。
また「アクリルカバー」にも対応しているのも気に入っている点です。
この照明はそのままだと下から電球が直接見え、電球の無骨さが目立ってしまいます。
アクリルカバーをつけることで自然な目隠しにもなりますし、子どもの目にも優しいと考えました。
BUNACOにはこれ以外にもたくさんの魅力的な照明のラインナップがありますので、自分が気にいるものを探してみるのはいかがでしょうか。
私も種類が豊富すぎて、これに決めるまでかなり悩みました。
ヘビーガイシャンデリア
電球とワイヤーのシャンデリア
出典:【楽天市場】MVOS ヘビーガイシャンデリア BLACK/WHITE/RED 引っ掛けシーリング:PLAY DESIGN PLAY
無駄な装飾を一切省き、必要最低限の素材を効果的に見せることによって、普遍的で研ぎ澄まされた美しさを身に纏った、ヘビー・ガイ・シャンデリア。
電球と配線コードが描く曲線。
5つの電球と5本の配線コード、照明器具に必要なこの2つの要素を効果的に再構成することで、ヘビー・ガイ・シャンデリアが生まれました。
そこには、一切の装飾要素が付加されていません。
白熱灯、電球型蛍光灯、LED電球が使用できますので、お部屋の雰囲気に合わせて選択して下さい。
我が家では2階の一室で使用しています。
まずひと目見て思うのは、非常に「ユニーク」なデザインだということ。
こんな照明は今まで見たことがありませんでした。
この部屋を作る際、高級感やゴージャスに見えるよう「シャンデリア」を求めて色々探していました。
ですが出てくるのはやはり、よく見るガラスやクリスタルがキラキラしている「典型的な」シャンデリアばかり。
もちろんゴージャス感という意味では申し分ないですし、デザインも好みのものがいくつか見つかりました。
ですが、なぜだかしっくりこない。
何かもう1つパンチのようなものが欲しい。
そんな想いの中、更に物色を続けていると遂に出会った「ヘビーガイシャンデリア」。
見た瞬間、電流のようなものが体を駆け抜けました。
なにこれ!?
派手な装飾があるわけでも、奇抜な形をしているわけでもありません。
構成するのは5本のコードと5本の金属アーム、そして5つの電球のみ。
シンプルな構成でここまで個性を出し、シャンデリアとしての体を成し、もちろん照明としての機能性もちゃんとある。
すっかり惚れ込んでしまった私は妻に相談したところ、あっさり2つ返事でOK!
無事、わが家に迎え入れることになりました。
電球
この「ヘビーガイシャンデリア」の電球は本当に悩みました。
よく例として紹介されているのが、普通の白い電球だったり少し縦に長い「ナツメ球」や、炎の形を模した「ローソク型」のもの。
確かにこれらはシャンデリアに相性がいいのはわかりますが、もう一捻りできないかと考えた時、前から憧れていた電球を思い出しました。
それが以下です。
「エジソンバルブ」と呼ばれるLED電球です。
照明が好きな方ならまず知っていると思われるくらい有名な電球。
以前から「白熱球」でこのデザインのものが売られており、価格も800円程と安価だったのですが、いかんせん熱くなる。
また白熱球なので、寿命が短めなのがネックでした。
そのため私は購入を見送っていました。
しかし技術が進んだ今、こうして長寿命であるLEDでエジソンバルブが再現されたのでこの機会に使えないかと考えました。
実はこれまでにもこのような形の電球は購入したことがあり、以前のマンションでは使っていたのですが、戸建てでは行き場を失っていたのでこれも活用することにしました。
Siphon(サイフォン)という電球。
ガラスの色味で分かる通り、かなりオレンジ色が強いです。
電球1つの価格としてはだいぶ高価なため、手放しでオススメはしませんが私は気に入っています。
スチールアーム先端のリングの直径
実はこれ、かなり重要。
ヘビーガイシャンデリアの電球を支えているスチールアームですが、その先端のリングの直径が商品ページのどこにも記載されていませんでした。
電球に悩んでいる時に気づいたのですが、仮に気に入って選んだ電球がリングよりも小さかったらスッポ抜けてしまうではないですか。
販売している店舗に問い合わせたところ、すぐに返信が返ってきました。
スチールアーム先端のリングの直径は、内寸約5cmです。
この情報、本当に(私が調べた限り)どこにも載っていないので、購入を検討している方はぜひご参考ください。
ちょっと危なかったです。
照明にこだわってオシャレな空間を手に入れよう!
以上2つの照明と電球の紹介となりました。
どちらも購入から2年ほど経過していますが、今日も美しくそれぞれの部屋を照らしてくれています。
照明の世界は本当に奥深いです。
有名デザイナーが手がけたものなんかは、価格にもびっくりするというのもありますがやはりデザインが優れていると感じます。
時が流れても、流行り廃りに左右されず、いつまでも斬新である。
最新の商品にさえ見えることもある。
これってすごいことです。
最後に私が憧れている照明を、2点紹介して今回は終わりたいと思います。
タリアセン - フランク・ロイド・ライト
PHアーティチョーク - ポール・ヘニングセン