「液だれしない」醤油差し ~本物はここにありました~

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ここに、液だれしない「醤油差し」があります。

価格はなんと3,000円

買いますか?買いませんか?

は?」と思った方もいるでしょう。

「醤油差しが3,000円?高すぎる!」と思った方もいるでしょう。

わかりました。
では、言い方を少し変えてみます。

イツキ

3,000円で『今後一生「醤油差し」から液だれしない権利』が売られていたら、あなたは買いますか?


目次:お好きなところからどうぞ

私の液だれ人生

思い返してみると、私の人生は「液だれ」ばかりでした。

生まれてから22歳で実家を出るまで、ずっと親と暮らしてきた私。

納豆を食べる時もありました。
刺し身を食べる時もありました。

そんな時、いつもそばに居てくれた白い陶器の「醤油差し」。

無言で醤油を注いでくれるその姿に、今でも感謝してもしきれませんが1つだけ許せないことがありました。

それは「液だれ」すること。

チョロっと注いではダラリ、チョロっと注いではダラリ。

机に置くと残るのは、丸い醤油のCマーク。

どんなに上手に注いでみても、どんなに少量注いでみても、もれなく起きる「液だれ」。

時にはドバっと注ぐこともありました。
頭上に掲げ、高度から注ぐこともありました。

滝のように落ちる本流とは裏腹に、あとに残るはひと筋の液だれ。

.

.

.

ほどなくして私は実家を出ます。

20年以上お世話になった白い陶器の「醤油差し」に別れを告げて。

一人暮らしを始めた私は、必要なものを1から揃え始めました。

家具、家電、醤油差し。

LOFTに行って買いました。
1,000円くらいの「醤油差し」。

実家の白い陶器の「醤油差し」とはうってかわって、透明で残量がわかる機能的な「醤油差し」です。

ある日刺し身を食べました。
いよいよ新しい「醤油差し」の出番です。

小皿に醤油を注ぎます。
たれるのか…たれないのか…。

たれました。

そういうものだと思っていました。

「醤油差し」は液だれする。
これは誰もが覆せない「万物の法則」。

人生80年と言われているこの時代。

あと60年近く、醤油を液だれしながら毎日を暮らしていく、私はずっとそう思っていました。


運命的な出会い

液だれしながら醤油を注ぐ日々。

そんな毎日を過ごしていると、ある日1つの広告が目に入りました。

「この醤油差しは絶対に液だれしません」

まさか。
そんなはずはない。

胡散臭いにもほどがある。

ましてや「絶対」なんてものは世の中に存在しないのだ、「絶対」に。

…しかし。
いや待てよ。

本当にそんなものがあるとするなら、これはとんでもないことではないのか?

「液だれしない醤油差し」は「永久機関」と同じ、人間が到達できない神の領域

しかし、これほど断言するということは、何か根拠があるはず。

見るだけならばタダなんだし、この目でその真贋を確かめてやる。

疑義の念を好奇心が上回った時、私は自ずと広告をクリックしていました。


THE 醤油差し

THE 醤油差し
THE 醤油差し

まず目を引いたのは、そのシンプルで洗練された佇まい。

一切の装飾なく、それでいて安っぽさは感じさせない。

この美しさは、透明度の高い「クリスタルガラス」を使用しているからこそ出せるもの。

そしてこれまでの「醤油差し」には当然あったはずの「くちばし」と呼ばれる注ぎ口が見当たらない。

どうやら液だれしない秘密は、ここに隠されているらしい。

公式サイトの解説によると、蓋と本体にそれぞれ「スリ加工」が施されており、それが精度の高い密着度を生み、液だれしないようになっているとのこと。

なるほど…。

それなりにちゃんとした理屈があるようです。

しかし大事なのは実際の使い勝手。

いくら作り手が「液だれしません!」と言ったところで使う際、

「こんなケースだとやっぱり液だれしちゃいました」

ではお話になりません。

気になる私は商品レビューを読んでみることにしました。

レビュワー1
確かに漏れない
レビュワー2
名称に偽りなし
レビュワー3
たれません
レビュワー4
ストレスがなくなりました
レビュワー5
本当に液だれしない

…これは本物では!?

最後に私は価格を確認します。

3,000円(+税)

グッ…醤油差しとしては高い…!

しかし決して出せない額じゃない…。

3,000円出して醤油差しを買って、液だれしたらそれこそ大損です。

しかし数々の証言が「この商品は本物」だと裏付けしている。

後は私の覚悟のみ。

妻の後押しもあり、決意した私は数分後購入していたのでした。


あれから4年

王者の風格「THE」の刻印
王者の風格「THE」の刻印

あれから4年経ちました。

その間、色々なことがありました。

転職しました。
結婚しました。
二人の子宝に恵まれました。
刺し身を食べました。
醤油を注ぎました。
納豆を食べました。
醤油を注ぎました。

そう、あの時購入した「THE 醤油差し」で。

少なく見積もって1週間に1注ぎしたとして。

1年52週間×4年間=208注ぎ

この200回強の中で、液だれした回数は「0回」です。

本当に脅威的だとしか言いようがありません。

ここで私はもう一度言います。

イツキ

3,000円で『今後一生「醤油差し」から液だれしない権利』が売られていたら、あなたは買いますか?


最後に

今回はちょっと書き方を変えて、ネタ記事っぽくしてみました。

ですが、オススメする商品「THE 醤油差し」はネタでも何でもなく、正真正銘「液だれ」のしない「醤油差しです。

これは4年間使ってきた私が自信を持って言える真実です。

商品へのリンクを貼っているので、広告だとか宣伝だとか思う人もいるかもしれません。

ですがこれは混じり気なし、本当に私が心の底からオススメしたい商品であることをどうかわかっていただきたい!

確かに3,000円は躊躇すると思います。

ですがこの先長い人生、醤油が液だれする、という小さいなストレスを毎回抱えながら刺し身を食べるのか、完全に解き放たれて刺し身を食べるのか、どちらがいいかと思うのかは、その人次第です。

私は後者を選びました。

今までに、もし少しでも同じようなストレスを抱えていたのなら是非試してみてください。

きっと後悔はしないはずです!

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2019.06.26
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ABOUTこの記事をかいた人

趣味はインテリア(雑誌を見たり雑貨、家具を買ったり)、映画鑑賞、 バラエティ鑑賞(主に恋リア)、酒、投資の勉強、ゲーム、旅行、等々 限りなくインドア派のため、前述の通りインテリアや最新ガジェットが好きなのもあり 自宅がどうすれば過ごしやすくなるか日々考えてばかりいます。 詳しいプロフィールはこちら