皆さんはご自宅に「ラグ」を敷いていますか?
敷いている方、それはどんなラグでしょうか。
毛足の長いものだったり、手触りが良いものだったり、様々な種類のものが手軽に買えるようになった今は良い時代です。
私は妻と結婚し新居に越してきてから今まで、楽天で購入したポリエステル製のラグを使い続けてきました。
2人目の子供も生まれるということもあり、家族が1番長い時間を過ごすリビングのラグをもっと心地よいものにしようと考えたのが事の始まり。
そしてついに、前々から憧れていたペルシャ絨毯「ギャッベ」を購入することができましたので、それまでの過程を紹介したいと思います。
ラグ選びに迷っている方、ギャッベに興味がある方はぜひ参考にしてみてください!
目次:お好きなところからどうぞ
今まで使っていたラグ
前置きで少し触れた「結婚当初から使用していたラグ」というのは以下になります。
価格は15,000円程度、サイズは140×200で毛足が長く、いうなれば芝生を表現したようなラグです。
マンションのリビングで使用していたのですが、サイズ感もちょうど良く1人目の子供が生まれた後は、この上で遊ばせたり寝転んだりしていました。
それなりにお気に入りのラグだったため、一戸建てに引っ越した後も継続してリビングで使用。
しかし、サイズが合わなくなったことに気づきます(リビングに対して小さい)。
そして経年劣化によりラグの裏から接着剤(ラテックス)が剥がれだし、粉が出るようになったことをきっかけに、買い替えを検討していました。
マツコの知らない世界
そんな中、2018年3月13日にTBS系列の「マツコの知らない世界」という番組で「アートギャッベ(ギャッベ)」が紹介されました。
この時私はちょうど妻と一緒に見ていて「これいいね」と話していました。
ですが、いかんせんお値段のほうが高価なため即決できるようなものではなく、その日は憧れとして心の中にとどめておくことにしました。
ギャッベとは
ここで一度「ギャッベ」とは何かを簡単にご紹介したいと思います。
ギャッベとは、
出典: ギャッベとはどんな絨毯? ー ギャッベショップ東京・MUSUBI
南ペルシア(イランの高原南西部)の
遊牧民族によって織り続けられている手織り絨毯の事です。
高地で遊牧民と共に生活をしている羊の上質な純毛を刈り取り、
手で紡ぎ、大地の恵みで染め上げ、
一点一点丹精込めて織られる為、
何十年と使い込むことにより表情豊かに変化をし、
味わい深く成長していきます。
一度見れば誰もが心を奪われ、
色鮮やかな草木染め色合いや艶感、
遊牧民の感性豊かなデザイン、
上質ウールから生まれる
驚くほどに柔らかい触り心地・気持ちよさ、
そして一点モノという
世界に一枚しかない価値、それが『ギャッベ』です。
しかしやはり気になる
番組を見た後は「憧れとして心の中にとどめる」としたのですが、ラグの買い替えが必要なのは変わりません。
他に素敵なラグが出てくるわけでもない。
同時期に2階の一室を作るのにラグを購入したため、やはり暮らしのメインスペースであるリビングのラグの存在がどうしても気になってきます。
そこで私はあくまで視察、という形で実際に店舗に出向き、商品を見に行くことにしました。
ちなみに2階の部屋のラグとして購入したものは以下になります。
毛足が長く、高級感もあり、手触りやサイズ感も好みにマッチしました。
多少値は張りましたが、買ってから数ヶ月経った今も非常に満足して使うことができています。
こちらも実際に店舗で商品を見させてもらいました。
マスターウォール
TEL:03-6263-9705
FAX:03-6263-9706
E-MAIL:ginza@masterwal.jp
Open:11:00 - 20:00
定休日:なし
駐車場:なし
最寄駅:地下鉄銀座駅 A5出口より徒歩2分
銀座にある「マスターウォール」というお店です。
ラグ以外にも高級家具を多数取り扱っており、どれもクオリティが高いものばかり。
インテリアが好きな方には特にオススメしたいです。
アートギャッベショップ MUSUBI
というわけで、視察のためJR湘南新宿ライン、JR横須賀線「西大井駅」のすぐ近くにある「アートギャッベショップ MUSUBI」に行きました。
TEL:03-3781-5080
営業時間:11:00~19:30
定休日:毎週火曜日(祝日は営業)
駐車場:駐車スペース有り(1台~2台)
こちらのお店では、ギャッベを常時150枚展示しているということで、国内では3番目に多くのギャッベを取り扱っているお店です。
お店の外観、内装はとてもオシャレでギャッベ以外にも多数のインテリアを扱っていたため、インテリア好きの私としては、目を輝かせながら当然そちらも堪能させていただきました。
スタッフの方にギャッベについて尋ねると、大変丁寧に教えていただきました。
「今日は購入する気はない」と伝えたにも関わらず、親切に1枚ずつめくって見た目や手触りを体感させていただくことに。
この時は弟と一緒に見に行ったのですが(弟もインテリア好き)、2人して興奮していたのをよく覚えています。
価格としては30万~50万円ほどあれば、欲しいデザインのものを買えるということがわかりました。
そこまで非現実的ではないことを知り、同時に私の目に狂いはなかったと確信を得てその日は帰宅します。
ボー・デコール横浜店
TEL:045-914-7718
営業時間:10:00〜18:30
定休日:水曜日(※祝日の場合は営業)
駐車場:駐車スペース有り(1台~2台)
「アートギャッベショップ MUSUBI」へ視察に行ってから早数ヶ月が経っていました。
非常に良いものであることを確信している私はすぐにでも購入したかったのですが、やはり高価で懐事情というものもあるため先延ばしにしていました。
そんな中、妻が妊娠します。
と妻から提案を受け、国内で2番目の取扱数がある「ボー・デコール横浜店」に行くことにしました。
こちらは「アートギャッベショップ MUSUBI」よりも更に多い250枚が常時展示されているとのこと。
より自分たちの好みのものが見つかるだろうとワクワクしていました。
地下鉄ブルーライン線「中川駅」から徒歩2分程のところにあります。
250枚も取り扱っているということで店内も広く、当然ながら壁にも床にも一面ギャッベが展示してありました。
スタッフの方に購入を考えている旨と、ギャッベについていろいろ尋ねてみます。
詳しくお教えいただき、大量のギャッベを1枚1枚めくって拝見させていただくことができました。
1時間半ほどでしょうか。
妻やスタッフの方と話し合いながら悩みに悩み、価格と相談し以下のギャッベを購入することに決めました!
お値段なんと「約54万円」。
予算が50万円だったので少々オーバーしましたが、自分達が欲しいデザインのものだったので納得しています。
画像にある「サフ」というのは織り目の細かさによって決められたランクのようなもの。
ざっくりと3段階に分けられていて
- ジャマール
- サフ
- アバド
となっているようです。
そのうち「サフ」は2番目で、ふかふかとして「芝生の上」を歩いているような感覚です。
「ジャマール」は最も織りが細かく、最上質な羊毛が使われているため、しっとりと「滑らかな」肌触りが特徴となっています。
当然ですが「ジャマール」は同サイズの「サフ」に比べると値段も高くなります。
画像にある「236×171」くらいのサイズだと大体80万~100万円の値がついていました。
その後、購入手続きを完了。
配送は次の日に指定できるということだったので、少しでも早くわが家に迎え入れたい私たちは次の日に届けてもらうようお願いしました。
後は自宅のリビングに敷くだけ!
娘が大喜び
そして迎えた次の日の夜、予定通りギャッベが届きリビングに敷くことになりました。
これまで使っていたラグを片付け、いざお披露目!
私達が想像していたよりも娘は大喜びし、しばらくギャッベの上で走り回っていました。
このギャッベは光の当たり方によって表情が変わるので、そこもまた魅力の一つとなっています。
ちなみにわが家は床暖房ですが、ちゃんと暖かくなりますのでその点ご心配なく。
購入から2ヶ月経って
購入当初はすこし匂いがあるかも、とスタッフの方がおっしゃっていました。
ですが、私たちが感じられるようなものはほとんどありません。
また、しばらく遊び毛が出るとのことでしたが、確かにこちらは現在も多少出てきます。
私は自宅にいる時は黒いスウェットを着ることが多いのですが、直接座ったり寝転んだりすると付着し目立ちますので、気になる方はこまめに掃除機をかけると良さそうです。
生地も厚くしっかりしているので、動きが激しい子どもが転んだ際もショックを吸収してくれます。
家族全員がギャッベの上で過ごすことが多くなりました。
耐久性も高いため、大事に使っていれば20年以上、それこそ子の代まで受け継ぐことができるのだとか。
そんな日がいつか来ることを夢に、これからも大事に使っていきたいと思います。
以上、ギャッベの紹介でした。
高価なものですが、それに見合った、それ以上の価値があるものだと実感しています。
「良いラグ」が欲しい、と考えている方にはぜひオススメしたい1品です。
ラグのような大きなサイズではなく、玄関マットサイズもあります。
比較的安価で購入できるため、そちらをまずは試してみるのもいいかもしれません。