このブログではこれまで数々の「酒器」を紹介してきました。
ですが、割合的にガラス製のものが多い。
というのも、それは私がそれ以外のものを持っていなかったという単純な理由です。
最近では特に焼酎のレビューの際に「お湯割り」を行うこともあり、普段使いできるものとしても耐熱性のあるグラスが欲しい。
そんなわけで探した結果、ようやくたどり着いた「陶磁器」のグラスを購入しましたので今回はそのレビューをしていきたいと思います。
- 価格は1万円以内
- 陶磁器であること
- グラスになんらかの個人的な縁(ゆかり)があること
- シンプルなデザインであること
目次:お好きなところからどうぞ
九谷焼 陶器の荒削り 焼酎グラス 銀彩
技法:特殊技法「銀彩(ぎんさい)」
日本製:九谷焼(陶磁器)
箱の仕様:紙箱入
今回私が購入したのは「九谷焼」の「陶器の荒削り 焼酎グラス 銀彩」というものです。
以前、弟と「男二人旅」と称して訪れた北陸金沢で「九谷焼」を実際に見て、小皿を数枚購入しているため、縁があったことが決め手です。
なによりもまず、素材の色と映える青色が美しい。
グラスの形も少しひねったようなデザインになっており、モダンな雰囲気でどんなシーンにもあいます。
- 紙箱
- グラス
- 九谷焼紹介書
- 保証書
内容物は上記のとおりです。
グラスの中を覗き込むように撮ってみました。
なめらかで黒い質感が丁寧に作られたグラスであることを示し、高級感があります。
グラスの底裏には「九谷美山」の印。
調べてみたところ「九谷美山」とは「美山窯」のことのようです。
明治後期に九谷焼絵付窯として開窯し、伝統的作風の中にその時代にあった感覚を取り入れ、愛され続けている名窯 美山窯。
出典:美山窯
九谷五彩を基調として描かれたその作品の数々は、360年受け継がれてきた伝統が現代生活においてもマッチし、楽しんで使用できることを実感できるものばかり。伝統を継承する九谷焼の現代の姿は、これからも美山窯と共にあります。
飲み口の直径は「約8.2cm」。
カタログスペックは「8cm」だったので、実際はほんの少しだけ大きいということです。
グラスの高さは「約9.7cm」です。
カタログスペックでは「10cm」だったので、それよりも少しだけ小さくなります。
手作りの陶磁器ですので、このあたりは誤差の範疇になるでしょう。
お湯割りを楽しむ
「酒器」は使ってこそなんぼです。
さっそく芋焼酎の「金計佐」をお湯割りで楽しんでみました。
グラス自体はもちろん熱くなりますが、沸騰したお湯を入れても持てなくなるほどではありません。
当然ですが耐熱性にも問題なし。
「金計佐」のお湯割りのレビューは別記事で行っていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
続いてはこれまた芋焼酎の「赤兎馬」。
やはり気に入った酒器で飲むお酒はいつもより美味しく感じますよね。
お湯割りにすると、湯気とともに芋の風味をさらに楽しむことができるのでオススメの飲み方です。
この「赤兎馬」のレビューも別記事で行っていますので、ぜひご覧になってみてください。
お気に入りの焼酎グラスを手に入れて宅飲みをもっと楽しもう!
今回は私が新しく購入した焼酎グラス「九谷焼 陶器の荒削り 焼酎グラス 銀彩」をレビューしてみました。
これまで焼酎の飲み方と言えばロックかストレートのほぼ2択だったのですが、このグラスを買ったことで幅が広がり大満足です。
耐熱性もありますので、焼酎グラスとしてだけでなく湯呑としても使えるんじゃないかと思っています。
Amazonや楽天といったネットショップでも手頃で人気のグラスとなっていますので、お探しの方はぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか!