白木久 BLACK LABEL 純米吟醸無濾過 火原酒(ひとつびげんしゅ) brilliant(ブリリアント)
今回はこちらの日本酒をレビューしていきたいと思います。
とある酒屋で見つけたのですが、買う際店員さんに「オシャレなやつ選びましたね!」と言われました。
目次:お好きなところからどうぞ
白木久 BLACK LABEL 純米吟醸無濾過 火原酒 brilliant
精米歩合:55%
アルコール度数:15度以上16度未満
日本酒度:-5.0
酸度:1.7
料理と一緒に
今回お酒と一緒にいただくおつまみは非常に悩みました。
店員さんの話によるとワインのように楽しめるということで、「イタリアン」に寄せてみることに。
スペアリブ、ラタトゥイユ、サラダ、バケットです。
料理の詳細については別記事で紹介しています!
実食
酒器は先日わが家に遊びに来た母からいただいたもの。
涼しげでこれからの季節にぴったりです。
この日も暑かったので、涼しい気分を味わおうと使ってみることにしました。
それではいただきます!
まず香り。
非常に芳醇で濃厚です。
そして口に含んだ瞬間は衝撃でした。
はちみつみたい!
甘みが強く、まさに「はちみつ」を彷彿とさせるような風味が口の中に広がります。
フルーティではあるのですが、他の日本酒がもつ「果実感」とはまた違った印象。
「シロップ」や「蜜」のイメージが一番近いかもしれません。
そしてその甘みとは裏腹に、なかなか強いアルコール感があります。
決して「飲みやすくライトなテイスト」というわけではなく、しっかりと「日本酒を飲んでいる」という感覚を味わえます。
料理とともにこの白木久 BLACK LABEL 火原酒 brilliantを楽しんでいたのですがふと、あることを思い出します。
「ワイン」のように…。
そうか、ワイングラスだ。
日本酒は「ライスワイン」とも言われるくらいですし、この芳醇な強い甘みは、きっと酒器をワイングラスに変えることで一層楽しめるはずだ。
そう思った私はすぐにワイングラスを取り出してきました。
ちなみにワイングラスの良さは、以下の記事でも紹介しています。
ワイングラスで味わう
照明の影響もあるかもしれませんが、若干黄色みがかった色をしています。
そして一口。
うわ、これだ、これが正解です笑。
とっくりとぐい呑という王道の酒器で味わうのも、もちろん美味しかったです。
しかし、ワイングラスで飲むと別格。
ワイングラスのすぼまった口に鼻が入ると、豊かな香りを一層感じることができますしぐい呑のときに比べ、1回に口に入ってくる量が多くなります。
おそらくこれが功を奏し、この日本酒の魅力を最大限に引き出していると感じました。
なめるように飲むのではなく、ある程度の量をグッと飲むことが美味しく味わうコツだというわけです。
その後、ワイングラスで楽しみながら、一番合う料理は何か考えました。
確かにイタリアンもいいのですが、私の感覚とは少しズレている…。
色々と思い浮かべていった結果、おそらく「ソーセージ」に合うであろうという結論に達しました。
翌日、早速ソーセージを購入し一緒に食べてみることに。
ソーセージと共に
今回は3種類のソーセージを食べてみることにしました。
白っぽく見えるのがハーブ味です。
美味しいソーセージ特有の「パリッ」とした音と食感がたまらないですね。
さて、気になる日本酒との相性。
抜群でした。
予想通りで嬉しいです。
ソーセージの肉々しい感じとスモーキーな味わいが、日本酒の持つ甘みと実にマッチしています。
これまではあまりこの組み合わせは考えたことがなかったのですが、甘みの強い日本酒は相性が良いということがわかりました。
手軽に用意できるおつまみでもありますので、気になる方はぜひお試しください!
はちみつのような日本酒を発見!?白木久 BLACK LABEL 純米吟醸無濾過 火原酒 brilliant レビュー【白杉酒造】|まとめ
今回は「白木久 BLACK LABEL 純米吟醸無濾過 火原酒 brilliant」を飲んでみました。
レビューでもわかるとおり、この日本酒は独特な味と魅力を持っています。
甘く芳醇で、それでいてアルコール感も強いしっかりとした味わい。
イタリアンはもちろんのこと、ソーセージにベストマッチすることがわかりました。
これらの料理とともに、ぜひ「ワイングラス」で飲んでみることをオススメします。
日本酒って飲む度に、それぞれで新しい発見があるから面白いですよね。
ごちそうさまでした!
他にもレビューしたい日本酒はまだまだあるので、今後の記事で紹介していきます!