自分の部屋を「オシャレにしたい!」と思っている方、多いのではないでしょうか。
これまで私は 「一人暮らし」の中で複数の部屋(賃貸)を渡り歩き、今の戸建てに引っ越してくるまでインテリアについて試行錯誤し 数々の失敗、成功を経験をしてきました。
その経験をもって「部屋をオシャレに見せるコツ」について紹介したいと思います!
これから書かれている内容は「平凡」だと思うこともあるかもしれません。
インテリアについて知識のある人にとっては、常識である可能性が高いです。
ですが、私も含め「基本的なこと」って経験を積めば積むほど、意外と忘れがちなんですよね。
「普通の部屋」から脱出し「オシャレな部屋」に一歩近づきたい人は、ぜひ参考にしてみてください!
目次:お好きなところからどうぞ
壁紙を変える
いきなりハードルが高く感じる方も多くいると思います。
壁紙を変える。
シンプルだけど実はこれが一番効果があります。
カッコいい家具、オシャレな雑貨、雰囲気のある間接照明。
確かにどれも大切な要素です。
でもこれら全てを差し置いて、視覚的な変化が大きく、「オシャレになった」と実感できるのが「壁紙を変える」ことなんです。
わが家は賃貸だから、壁紙を変えるなんて気軽にできないよ…
という方も大勢いると思います。
大丈夫です。
「はがせる壁紙」今のご時世、めちゃめちゃ売ってます!
種類もすごく豊富です。
貼り方も簡単です。
商品はあえて紹介しません。
私が具体的な商品を出すことで、変な先入観を与えて選択の幅を狭めたくないからです。
部屋全体の壁紙を変えなくてもいいんです。
「アクセントクロス」といって、一部の壁紙を変えるだけで雰囲気がガラリと一変します。
参考までにわが家の「アクセントクロス」を紹介します。
あくまで壁紙の「木目」や「レンガ」の柄というだけなので、本物に比べたら質感では勝てません。
でも手軽に雰囲気が変えられるということは、わかっていただけたかと思います。
「部屋をオシャレにしたい」と思ったら、まず壁紙を変えることから検討してみてください。
正直高い家具を買うよりも、断然コスパが良いと思います。
テーマを意識しすぎない
インテリアを構成していく上で、大事なのは「テーマ」です。
でもインテリアのテーマ名ってわかりづらくないですか?
- インダストリアル
- ナチュラルモダン
- アメリカンスタイル
- 北欧テイスト
- etc…
横文字だらけでなんのこっちゃ。
しかもこういう「テーマ」って抽象的なことが多いので「何をもってナチュラルモダンだ!」って説明するのは難しいんですよね。
これとコレとこれを置けば「はい、アメリカンスタイルの出来上がり!」というわけじゃない。
上で挙げたような「テーマ」に沿ってインテリアを構成していくのって一朝一夕で身につくようなものじゃないんです。
本来ならそのテーマが持つ意味や由来、背景まで熟知して適切な家具や雑貨、素材までも追求していく必要があります。
知識の量もそうですが、やり始めると費用も膨大になってきます。
自分の部屋を「ちょっとオシャレにしたい」だけなのに、前提条件のハードルが高すぎる。
それ相応の知識を身につけるには、膨大な月日と勉強という努力を必要とする。
それって多くの人が望むものじゃないと思っています。
あくまで「気軽にオシャレにできる」ことが、やっぱり最高じゃないですか。
そんなわけで、テーマを考えるよりも単純で意識するだけで効果的なことを次項で教えます。
テーマカラーを決める
「色」が最大にして最高の「オシャレ感」を出すポイントなんです。
オシャレに見えない部屋って、これが出来ていないケースがほとんどです。
まず、自分が住みたい部屋のイメージを想像する。
「パクリ」でも「真似」でもなんでもいいです。
とにかく想像することが大事です。
その時に基本となる「色」を決めましょう。
オススメは「ブラウン」です。
理由は無難だから笑。
というのは半分冗談で、半分本気。
ブラウンってどんな色とも相性が良く、組み合わせやすいんですよね。
ちなみに初心者の方は「黒」と「白」は避けたほうが無難です。
この2色というのは上級者が持っている「知識」「技術」「お金」を総動員してようやく初めて「インテリアとして成立させる」ことができるくらい、難しい色です。
また単純に「汚れやすい」という問題があります。
まめな掃除、汚さないように常に意識しながら生活する必要があります。
そういうのを意識せず、普通にできてしまう人はいいと思います。
ですが、私も含め多くの人は、せめて家の中では気楽にのびのびと過ごしたいじゃないですか。
オシャレさも大事ですが、それを維持するコスト、自分が気楽に過ごせるかということもインテリアを構成する上で大事なポイントです。
それは忘れないようにしましょう。
さて、ベースとなる色を決めた後は、さらに2つか3つくらい色を決めます。
先程も述べたとおり、ブラウンなら基本的にどんな色とも相性が良いので自分が好きな色でいいと思いますが、オススメは「グリーン」です。
「グリーン」の大切さについては次項で説明します。
私がよく採用するのはベースカラーは地味めな色(ブラウンやネイビー)にして
差し色として明るい色(オレンジやグリーン)を選びます。
そして家具・家電・雑貨を選ぶ際、決めた色の中からチョイスするように徹底してください。
グリーンを配置する
「グリーン」というのは「緑色の雑貨」でもいいのですが、やはり「植物の緑」がベストです。
インテリアの雑誌、サイトを見てみるとオシャレな部屋の写真にはほぼ間違いなく、100%「観葉植物」が置かれていると思います。
あれって「空気清浄」とか「目に優しい」とか「癒やし効果」とか色々後付の理由はありますが、要は「オシャレだから」みんな部屋に置いてるんです笑。
すっごい簡単なアイテムなんです、観葉植物って。
置くだけでオシャレに見えますからね。
部屋を簡単にオシャレに見せたいんだったら、これを採用しない手はありません。
ですが、観葉植物って結構ハードル高いじゃないですか。
枯れるし、水やりが必要だし、日当たりも考えないとだし、風通しも必要です。
私もこれまで数多くの観葉植物を育て、そして枯らしてきました。
そのことについては別の記事としてまとめているので、そちらをご覧ください。
ですがもちろん全ての植物が枯れてしまったわけではありません。
1年通してずっと元気、多少サボってもへっちゃらだ!という植物は今でも私のもとで「グリーン」としての大事な役割を担ってくれています。
特に初心者にオススメできる「枯れにくい植物」についても別の記事でまとめているので、ご覧いただければと思います。
だけど、やっぱり面倒くさい、仕事が忙しくて手間かけられない、なんとかならないの?という方、いると思います。
気持ちはよく分かります。
私も植物を育てるのが面倒くさいと思うこと、たくさんありますから笑。
そんな人にオススメしたいのが「フェイクグリーン」。
要は「造花」ということですね。
ニセ物ということで敬遠しがちかもしれません。
ですがメリット・デメリット含めて、フェイクグリーンについても熱く語っているので、それも別記事を見た上で検討してみてください。
以上で「枯れにくい植物」「フェイクグリーン」についてはわかっていただけたかと思います。
あとはみなさんに合ったものをチョイスしてみてください。
これまでの内容を徹底する
これまで項目別に「部屋をオシャレにする」方法をまとめてきました。
おさらいします。
- 壁紙を変える
- テーマカラーを決める
- グリーンを配置する
たった3つ!
これだけであなたの部屋は激変します。
問題は激変した後のこと。
いくらオシャレに変わっても1ヶ月と維持できなかったら意味ないですよね。
オシャレな部屋を維持する方法。
それは「これまでの内容を徹底する」ということです。
これがタイトルにある「+1」に当たります。
「壁紙を変える」というのは、一度変えたら特にすることもないのでいいとして。
「テーマカラーを決める」これが最も重要です。
家具・家電・雑貨は決めた色に沿ってチョイスしていると思いますが逆に言うと、これにそぐわないものは「全て排除」してください。
ちょっと過激に感じるかもしれません。
ですがこのくらいの覚悟がないと「オシャレな部屋」を手に入れることは難しいです。
広告のチラシ、洋服、タオル、ティッシュ、お菓子の袋、飲み物のペットボトル。
部屋にはいろんな「生活感の滲み出るもの」で溢れています。
短い間、テーブルに置いたりすることは別に構いません。
問題なのは放置してしまうこと。
せっかくのテーマカラーが台無しです。
いらないものは捨てる!
使わないものは片付ける!
ださいティッシュボックスにはカバーをつける!
片付けが苦手な方にとっては最初は辛いと思います。
手に届く範囲にいろんな物があったほうが便利でいい、等といった言い訳も考えます。
私もそうでした。
でも大丈夫です。
1週間徹底してください。
然るべき場所に、然るべき物があったほうが便利だということに気づきます。
統一感のある部屋に住んでいるオレ・ワタシカッコいい!と思うようになります。
綺麗でオシャレな部屋で過ごしている方が、1日の幸福感が高いことがわかるはずです。
この段階に達した時、あなたも、あなたの部屋も間違いなく「オシャレ」になっていることでしょう。
壁紙、テーマカラー、観葉植物を意識してダサ部屋から脱却しよう!
以上、主に3+1つの観点で「オシャレな部屋」の作り方を紹介しました。
偉そうな口ぶりに感じる箇所もあったかもしれませんが、私もまだまだ勉強中です。
知っていることより知らないことのほうが多いです。
ですが、これまでの経験を通して「間違いなく断言できる」ことをこうして記事にしています。
この記事がまだ経験の浅い、特に初心者の部屋作りの一助になれば、これほど嬉しいことはありません。
インテリアを構成する上で、不安になったり迷走することもあるかと思います。
そんな時はこの記事を思い出して「テーマカラーを徹底する」基本に立ち戻ってみてください。
みなさんの「オシャレで快適な部屋」が完成することを願っています。