2019年7月、私の夏季休暇を利用してどこに行こうかと悩むわが家。
海外旅行に行きたいけれど、次女は0歳4ヶ月で不安があるし、お金もかかる。
それならば。
国内で以前から憧れていた「星野リゾート」に行こうではないか!
ということで2ヶ月ほど前から予約して、遂に2泊3日リゾートの旅を家族みんなで満喫してきました。
今回はそんな星野リゾート「リゾナーレ八ヶ岳」について、またそれに関連するショップや飲食店、アクティビティについて詳しく紹介していきたいと思います。
1つの記事にまとめすぎず、いろんなコンテンツを細分化して記事にしていますので関連記事から興味のあるものをぜひ見ていってみてください!
- 小さな子供連れで快適に過ごせる「星野リゾート」を知りたい
- リゾナーレ八ヶ岳について詳しい情報を知りたい
- リゾナーレ八ヶ岳の敷地内にどんな施設があるのか知りたい
- リゾナーレ八ヶ岳で過ごす際の全体の予算感を知りたい
目次:お好きなところからどうぞ
星野リゾート「リゾナーレ八ヶ岳」とは
中央自動車道・小渕沢ICから車で約3kmのところにあるアップスケールなリゾートホテル。石造りの個性的な建物が並ぶ同ホテルはフィリア美術館まで徒歩11分、富士見高原スキー場まで車で約12kmの距離にある。
ホテル棟の標準客室は八ヶ岳をデザインした壁画をあつらえ、モダンですっきりとした雰囲気。全室にテレビ、加湿器、温水洗浄トイレを完備する。テラスを備えたベッド2台または3台の客室を提供する他、螺旋階段を備えたメゾネットタイプの客室や、有名建築家がデザインしたハイエンドなスイートもある。さらに、独立したヴィラ形式の上品な客室には、ペットと宿泊できる客室やジェットバスや露天風呂付きのデザイナーズスイートなどを複数用意する。全室禁煙。
露天風呂、屋内プール、サウナ、スパなどを完備。イタリアンレストランやビュッフェ&グリルを併設する(朝食付きプランあり)。無料レンタルのスキー用備品を揃え、小淵沢駅や富士見高原スキー場への無料送迎バスを運行。
出典:星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳
送迎バス
「リゾナーレ八ヶ岳」に行くには大きく分けて2つの方法があります。
車で直接行くか、電車で最寄り駅まで行き送迎バスを利用するか。
今回私たちはとにかく休むことを優先したい!ということで車の運転を避け、電車で行くことにしました。
最寄り駅は「JR小淵沢」。
2017年に新駅舎となったこの駅はとてもモダンなデザインでした。
駅を出て左手に少し進むと、バス乗り場があるのでそこで送迎バスを待ちます。
わかりやすく看板も出ていますので、迷うことはありません。
少し待つと画像のとおり、「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」と書かれた白い送迎バスが来て荷物と私たちを乗せ、いざリゾナーレ八ヶ岳へ。
ロビー
5分ほどバスに揺られているとあっという間に到着します。
玄関には顔でもある「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」のロゴがドドンッと出迎えてくれました。
玄関から見る景色とオブジェ(植物)。
こういうさりげないところにも高級感が演出されていると感じます。
ロビーは広々としていてホテルマンが数多く出迎えてくれ、受付まで誘導してくれます。
今回の予約は妻が行ってくれたので、チェックインなどの手続きもおまかせしました。
その間、私と子どもはプラプラとロビーを見学します。
小さいながらもキッズスペースもあったりして。
子ども用の椅子に座って、長女はさっそく絵本を読んでいました。
ちなみにチェックインの時間は15:00からで、私たちはそれよりも少し前に到着していたので、併設されている室内プール「il mare(イルマーレ)」でさっそく遊ぶことにしました。
「il mare(イルマーレ)」については詳細情報やレビューを別記事にしていますので、あわせてご覧ください。
ガーデンチャペル ZONA
ロビーの右奥には「ガーデンチャペル ZONA」が併設されています。
私たちには用がないので詳細はあまりわかりませんが、インテリアにも凝っていて明るく美しい空間でした。
それは写真をご覧いただければわかるかと思います。
OTTO SETTE(オットセッテ)
ロビーの左奥には「OTTO SETTE(オットセッテ)」というレストランがあります。
リゾナーレ八ヶ岳のメインレストランになりますが、私たちは滞在中ここを利用することはありませんでした。
入り口の佇まいを見れば分かるとおり、ちょっと高級そうですしね笑。
滞在中のご飯はもう1つのレストラン「YY grill(ワイワイグリル)」を主に利用しました。
こちらは別記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
ピーマン通り(レジデンス棟)
ここからはリゾナーレ八ヶ岳内の建物や各施設を紹介していきます。
まずはメインストリート「ピーマン通り」です。
ピーマン通りは地図の中央、赤い点線の部分になります。
この通りの両脇に建っているのがいわゆる「レジデンス棟」と呼ばれる場所で、宿泊部屋の1つです。
私たちは「ホテル棟」に宿泊しましたので、後ほど紹介します。
初日は雨が降りがちで天気に恵まれませんでしたが、高原の森の中というロケーションも手伝ってか、さほど憂鬱な気分にはなりませんでした。
雨に濡れた「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」の看板も乙ってなもんです。
ちなみに施設内には無料でレンタルできる傘がいろんな箇所に置いてあります。
私たちが訪れた時は雨が降ったり止んだりしていたので、この傘はとても重宝しました。
傘を持参しなくてよいのは助かりますし、何度でもいつでも誰でも借りることができるので、天気が悪い時は気軽に使ってみてください。
最終日には晴れましたので、日差しが爽やかなピーマン通りもご紹介。
白い建物群に散りばめられた緑がコントラストとなり、とても居心地の良い空間でした。
ピーマン通りの「飲食店」
先ほども述べたとおり、ピーマン通りには数多くのショップや飲食店が並びます。
私たちも全部、とまでは行きませんが多くのお店を訪れることができ、美味しい食事も味わいましたので別記事で紹介しています。
こちらもぜひあわせてご覧ください。
製氷機室
ピーマン通りには写真のとおり「製氷機室」もあります。
リゾナーレ八ヶ岳のシンボルでもある「ベリーニタワー」の向かい、「丸山珈琲」の隣です。
私たちは利用することはありませんでしたが、氷が必要になった際はこのような施設もあるということを頭に入れておくと役立つかもしれません。
コインランドリー室
「製氷機室」の隣には「コインランドリー室」もあります。
中には数台の洗濯機と乾燥機があり、洗剤も備え付けの自動販売機で売っています。
私たちも初日に着た衣類を洗うために利用しました。
ホテル棟からは若干遠いのですが、中期滞在として利用が想定されるレジデンス棟のピーマン通りにあることで、利用者が使いやすいように考えられているのだと思います。
特に子どもがいる場合は、何かと汚してしまう機会が増えると思いますので「コインランドリー」が使えることを知っておくと、慌てずに済むでしょう。
ちなみに料金はそれぞれ以下になっていますので、ご参考まで。
- 洗剤:40円
- 洗濯機(1回):300円
- 乾燥機(15分):100円
託児所「フォレストルーム」
ピーマン通りのほぼ中央の2階にある託児所「フォレストルーム」。
黒板の看板にある通り、営業時間は「8:45~17:00」までとなっており、名前のとおり子どもを預けることはもちろん、授乳やオムツ替えなどでも場所を貸してもらえます。
先ほど紹介したピーマン通りにある飲食店には店内にトイレや授乳室がないケースが多いので、必要になった際は一度お店を出てこちらに向かうのが早いです。
西側入口
ピーマン通りの最後は「西側入口」です。
地図で言うと1番左端のところになります。
ここには特に何かあるわけではありませんが、のどかな山梨の風景が広がっていました。
私も思わず散歩に出たくなりましたが、あまり出歩いてもリゾート気分を満喫できないと考えて今回は見送り。
ちなみにここに写っている道路を右の方に進んでいくと、別記事で紹介している「小淵沢絵本美術館」にたどり着きます。
1.7kmほどですので、徒歩で行くこともできなくはないですが歩道があるわけでもなく車通りも多いので、車移動またはレンタル自転車で行くことをオススメします。
アルプス広場(ホテル棟)
続いては私たちが宿泊したホテル棟のある「アルプス広場」です。
地図で言うと右の方にある赤い点線内になります。
両端に建っている「WEST」「EAST」と書かれている建物が、それぞれホテル棟です。
幸か不幸か、霧がすごい場面にも出くわしました。
写真でも奥が白く霞んでいるのがわかるかと思います。
実際には私たちがいる広場の中も霧がフワフワしていました。
天気が悪いながらも、都会では体験できない山の気候を味わうことができて個人的には面白い出来事でした笑。
先ほどから何度か述べているとおり、私たちが宿泊したのはアルプス広場に面したホテル棟「スーペリア」という部屋になります。
内容やインテリアもオシャレで、子どもがいても危険なこともなく快適に過ごすことができました。
利用回数が多かったレストラン「YY grill」に近いというのも大きな利点だと思います。
部屋の詳細情報やレビューは別記事にしていますので、こちらもあわせてご覧ください。
リゾナーレ八ヶ岳の中でも重要な施設「八ヶ岳アクティビティセンター」はホテル棟の1階にあります。
ここではリゾナーレ八ヶ岳が開催している数々のアクティビティの申し込みや、併設されている「プレイルーム」で子どもを遊ばせることができます。
この八ヶ岳アクティビティセンターや、申し込めるアクティビティについても別記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
アルプス広場にはみんなが楽しめるビュッフェスタイルのレストラン「YY grill(ワイワイグリル)」があります。
私たちも朝昼晩と全てのパターンの食事を楽しみました。
子ども用のメニューも用意され、大人も満足できる良いレストランでした。
詳細情報やレビューは別記事にしていますので、こちらもあわせてご覧ください。
アルプス広場にはもう1つ大人には嬉しい施設があります。
それがこの「八ヶ岳ワインハウス」。
リゾナーレ八ヶ岳では「BYO(Bring Your Own)自由化宣言」を掲げています。
どういうことかというと、「八ヶ岳ワインハウス」で購入したワインを施設内飲食店に自由に持ち込むことができ、食事と共に楽しむことができるということです。
私たちは妻が授乳中でお酒が飲めないということもあり、飲食店に持ち込むということはしませんでしたが「VINO BOX」を使って部屋の中でワインを楽しみました。
「八ヶ岳ワインハウス」についても別記事でレビューしていますので、こちらもあわせてご覧ください。
もくもく湯
14:00~23:00(22:30 最終入場)
*CLOSE 10:00〜14:00/23:00〜7:00
最後はこちら、アルプス広場から行ける露天風呂「もくもく湯」の紹介です。
地図で言えば、右の上端にあります。
写真のとおり、アルプス広場の突き当りに「もくもく湯」への看板が出ていますので、それに沿って階段を降りるとたどり着きます。
円柱のような建物でかなり斬新なデザインだと思います。
壁の木の板の色もカラフルで面白いですよね。
わが家では0歳の赤ちゃんがいるということもあり、「もくもく湯」には入らなかったのですが中は混浴で家族みんなで楽しめるようになっているので、ご家族で訪れた際はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
かかった金額
リゾナーレ八ヶ岳に滞在して、かかった金額は以下になります。
金額の細かい内訳については、それぞれをレビューしている記事に記載しています。
気になる方はこの記事の下部「リゾナーレ八ヶ岳の記事」からリンクを辿ってみてください。
- 宿泊料金:136,800円
- 小淵沢絵本美術館:2,800円
- 室内プール「il mare(イルマーレ)」:1,500円
- グルメ関連(飲食店、お土産等):15,531円
- ホタルウォッチング:5,400円
- レストラン「YY grill(ワイワイグリル)」:2,400円
- ワインハウス:1,990円
- 洗濯代:740円
総合計:167,161円
星野リゾート「リゾナーレ八ヶ岳」は大人も子ども楽しめるリゾートでした!
以上、私たちが星野リゾート「リゾナーレ八ヶ岳」を訪れて実際に利用した施設などを中心に紹介してきました。
各ショップや施設に関しては、この記事でも紹介したとおり別記事で更に詳しくレビューしていますので、より細かい情報が欲しいという方はぜひそちらもご覧になってみてください。
2泊3日の旅、ふり返ってみると非常にゆったりとした時間を過ごすことができ、都会の喧騒を忘れ、美味しい料理を堪能し、山梨のワインも味わうことができました。
「2泊3日」という長さについては、結果的にちょうど良く感じました。
車がある場合はまた話が違うのかもしれませんが、私たちは電車で訪れたということで基本的には敷地内で完結していましたし、これ以上長くいてもやることがなくて逆に休まらなかったかもしれません。
高級ホテルということで、なかなか気軽にはいけない星野リゾートですが初めて体験してみて、なるほどこれはみんなに支持され各地に展開できるのもわかると納得できました。
今回は「リゾナーレ八ヶ岳」でしたが、今後も星野リゾート系列の他の場所も訪れてみたいと思います。
この記事が今後「リゾナーレ八ヶ岳」への宿泊や遊びに行く方の何らかの参考になれば幸いです。