こんにちは、コスパの良い日本酒を探し続けるイツキ(@saigalog)です。
そんな私が今回レビューする日本酒は、菊水酒造の「無冠帝 吟醸 生詰」。
スーパーでも売られている手軽さ、1,000円前後でリーズナブル、辛口が特徴的な吟醸酒です。
そして何より目をひくのがボトルのデザイン。
そんな洋酒を思わせるようなオシャレな瓶はボトルが青く、暖かい季節にピッタリの雰囲気を醸し出します。
本記事では食事にも合わせやすく、ワイングラスで飲めばさらに味の変化を楽しめる「無冠帝 吟醸 生詰」を紹介していきます!
目次:お好きなところからどうぞ
蔵元「菊水酒造」の概要
「菊水酒造株式会社」は1881年創業で、新潟県新発田市に本社がある日本酒の製造、販売を行う企業です。
出典:菊水酒造株式会社
有名な銘柄は「菊水の辛口」、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
出典:菊水の辛口
YouTubeの公式チャンネルに蔵元の紹介動画がアップされていますので、ぜひチェックしてみてください。
無冠帝 吟醸 生詰について
菊水酒造の「無冠帝 吟醸 生詰」は精米歩合55%、アルコール度数15度で辛口が特徴の新潟県の日本酒です。
蔵元:菊水酒造(新潟県)
種別:吟醸
精米歩合:55%
アルコール度数:15度
日本酒度:+5
酸度:1.2
使用酒米:五百万石
良い意味で日本酒らしくないオシャレなボトルが特徴で、特に暖かい季節にはピッタリの涼し気な雰囲気をテーブルに演出します。
サイズは「300 ml」と「720 ml」の2種類が用意されています。
飲み方
それではさっそく「無冠帝 吟醸 生詰」を味わってみます。
今回は肴として「イカの柚子胡椒あえ」を用意しました。
まずは定番の飲み方、冷やしてぐい呑でいただきます。
選んだぐい呑はお気に入りの「薩摩切子」。
青いガラスが「無冠帝 吟醸 生詰」のボトルの色と良くあいます。
辛口、と謳うだけあってそのキレの良さはさすがです。
主張しすぎることがなく食事にあわせやすい、ですがしっかりとした日本酒の風味が喉、そして鼻を抜け、料理を味を引き立ててくれます。
肴にイカをチョイスしたのは大正解で、非常に相性が良いと感じました。
続いてはワイングラス。
ボトルがオシャレなので、ワイングラスを並べてもまったく違和感がありません。
非常に澄んでいて、完全に無色透明でした。
まずグラスに顔を近づけると感じるのが香り。
ぐい呑の時はあまり感じなかった匂いがグラスの中に充満し、吟醸酒らしい良い香りがハッキリします。
一口飲むと、さきほどとは別の世界が広がる感覚。
不思議なことにワイングラスで飲むと辛口の角がとれ、よりマイルドな風味となりました。
これが非常に飲みやすい。
これまで様々な日本酒をワイングラスで飲んできましたが、ここまでぐい呑と差がある日本酒は他にそうありません。
日本酒特有の辛味や匂いが苦手だな、という方はワイングラスで飲んでみることを強くおすすめします。
無冠帝 吟醸 生詰のレビューまとめ
本記事では「【無冠帝 吟醸 生詰 レビュー】新潟が生んだ無冠の帝王はワイングラスで覚醒します」について書きました。
カンタンに手に入って価格もリーズナブル、それでいてしっかりと辛口の日本酒が楽しめる「無冠帝 吟醸 生詰」。
ワイングラスを使えば味の変化を楽しむことができます。
ボトルもおしゃれで暖かい季節にピッタリのこの銘柄を、ぜひ選んでみてはいかがでしょうか。