今回は鹿児島県は弥生焼酎醸造所の黒糖焼酎「まんこい」をレビューしたいと思います。
この焼酎、「AbemaTV」で配信された「ニシノコンサル」で番組で紹介されているのを見て私は初めて知りました。
番組の内容としては、弥生焼酎醸造所の方が「黒糖焼酎はまだまだ知名度が低いので、どうしたらみんなに知ってもらって売れるようになるか」という相談を持ちかけるというもの。
最終的には「日本一美味いレモンサワーはまんこいで作れる!」ということをアピールしていく、という結論になりました。
それを見た私はAmazonでさっそく注文、ブログで紹介されているレシピを元にレモンサワーを作ったところ、「なるほどこれは日本一だ」とその味の虜になっています。
今回は「まんこい」自体のレビューなのでレモンサワー以外にも、焼酎としての味わい方ということで数種類の飲み方をそれぞれ試しています。
もちろんレモンサワーのレビューもありますので、そちらもあわせてぜひご覧ください。
まんこいの製造元「弥生焼酎醸造所」の川崎さんからこの記事について直接ツイートをいただきました!
レビューありがとうございます。嬉しいです。伝統的な黒糖焼酎が30度なので、25度に飲みなれてると強いと感じると思います。僕は造る時に40度以上で試飲するので、逆に全然強いと思わなくなってます。だからと言って酒が強いわけでは無いです。普通に飲んでるとベロベロに酔っぱらいます。楽しいです👍
— 川崎洋之⭐8/14五反田キャンディ (@yayoi_shochu) August 7, 2019
facebookでも紹介していただきました!
目次:お好きなところからどうぞ
弥生焼酎醸造所 まんこい
原材料:黒糖・米麹(タイ産米)
アルコール度数:30度
樽貯蔵の「まんこい」は、味付けの濃い料理にも負けない、しっかりした味と香りを持つ黒糖焼酎。肴には島の食材をふんだんに使用したハンダマと島豆腐のサラダを。ハンダマは葉の裏が紫色の葉物野菜。鉄分・ビタミンA・アントシアニン等が豊富で、抗酸化作用があるといい、奄美では薬草として産後の食事などに利用されてきた。
出典:鹿児島県酒造組合奄美支部:蔵元紹介:奄美大島
ハンダマとキャベツを千切りにし、皿に盛り付け、ミニトマトを散らす。木綿豆腐一丁を上に載せ、ドレッシングをかけ、水にさらした玉ねぎの薄切りを乗せる。ドレッシングはお好みで。生のハンダマの爽やかな香りが楽しめる。
まんこいの飲み方「ストレート」
まずは王道の飲み方「ストレート」。
お酒本来の味を楽しむには一番いい飲み方ですが、アルコール度数30度の「まんこい」、果たしてどうでしょうか。
うーん…強い!
いや、まぁ想像通りなんですけどね笑。
やはりアルコール感が強く、喉が焼ける感覚です。
黒糖焼酎が持つ特有の風味はとても良く、それを味わうにはベストな飲み方なんですが、いかんせんきついです。
ウイスキーやテキーラなど(だいたい40度前後)に比べたら軽いほうなのですが、誰もが楽しめる飲み方ではないと感じたのが正直な感想です。
まんこいの飲み方「ロック」
続いてはこちら、氷で割る「ロック」で飲んでみます。
「ストレート」との大きな違いは、氷が溶けて水になるので徐々に薄まる点ですね。
ちなみに酒器はクリスタルガラス専門店「KAGAMI」のものを使用しました
氷で多少薄まるとはいえ「ストレート」とあまり変わらないのかな、と思っていたのですが、意外や意外、想像よりもだいぶ飲みやすい。
アルコール感は強いものの、黒糖焼酎の独特の香りを楽しめるためなかなか向いている飲み方だと感じました。
まんこいの飲み方「ソーダ割り」
お次は「ソーダ割り」。
夏にピッタリの飲み方ですね。
度数が強い「まんこい」には向いているのではないかと想像できます。
「まんこい:ソーダ=1:2」くらいの割合でグラスに注ぎ、軽く混ぜます。
そしてゴクゴクっと飲んでみます。
……。
うまいっ!!
飲んだ時期が夏ということもあり、爽快感がたまりません。
黒糖焼酎の甘さがソーダによって際立っているように感じます。
間違いなく「まんこい」のオススメの飲み方の1つですね。
まんこいの飲み方「お湯割り」
そして「お湯割り」。
これは「まんこい」の味を知っている方なら想像つくと思うのですが、どうしてもお湯割りとはあわなさそうな気がしませんか…?
私もそうだったので戦々恐々としていたのですが、やってみないとわかりません。
意外にもうまいということもありえます。
お湯を沸かして、グラスに注ぎまんこいを割ります。
そして一口。
うっほ。
まず感じるのが湯気によって鼻を刺激するまんこいの香り。
そして喉を通るときに感じるむせる感覚。
決してまずいわけではありません。
ただ…きつい!笑。
人によってはこれが好き!という方もいるのかもしれませんが、少なくとも私はお湯割りが最適な飲み方だとは思いませんでした。
まんこいの飲み方「レモンサワー」
最後は注目の「レモンサワー」。
まんこいを飲む以上、これを作らないわけには行きません。
というわけで、レモンサワーを作る上で必要な材料を揃えました。
- まんこい
- ソーダ水
- レモン汁(ポッカレモン)
- ガムシロップ
- レモン
まずはガムシロップを20ml、レモン汁を20mlずつ氷が入ったグラスに入れます。
切ったレモンをグラスの中に絞り、そのままレモン自体も放り込みます。
そして「まんこい」を40mlグラスに注ぎます。
最後はソーダ水をお好みの量グラスに注ぎます。
そしてマドラーなどでステア(撹拌)します。
完成!
すでに何度も飲んでいるレモンサワーですが、改めて味わいます。
まず最初に思うのが、まんこいの風味とレモンの酸味が絶妙にマッチしているということ。
まんこいはレモンサワーのために調整された焼酎なのではないか、そんなことすら思わされます。
ガムシロの甘さ、というのは単に飲みやすくしているだけでなく、まんこいとレモンの良さを更に引き立てる名脇役として大活躍。
どれか1つ欠けても完成はしないでしょう。
もちろん甘さや濃さの好みは人によって違うと思いますが、まず最初はレシピ通りに一度作ってみることをオススメします。
そこから自分好みの調整にして、さらに美味い「まんこいレモンサワー」を楽しんでみてはいかがでしょうか!
黒糖焼酎「まんこい」を使って最強のレモンサワーを楽しもう!
今回は「まんこい」を基本の4つの飲み方+レモンサワーで飲み、レビューしてみました。
それぞれ評価し終えた上で、私の「まんこい」のオススメの飲み方をランク付けしたいと思います。
- レモンサワー
- ソーダ割り
- ロック
- ストレート
- お湯割り
結果はある意味予想通りでしょうか。
「レモンサワー」が1位なのは当然とし、「ソーダ割り」もスッキリ飲みやすく美味しかったです。
「ロック」は多少きつさはあるものの、氷で割ることでちょうどよく中和されます。
「ストレート」はレビューにも書いたように、やはりどうしてもきつさが先行してしまうので、よほど好きな方以外にはオススメできないかも。
「お湯割り」は残念ながらまんこいには向いていない飲み方だと思います。
弥生焼酎醸造所「まんこい」
黒糖焼酎をリーズブルな価格で楽しめ、「日本一美味い」レモンサワーも作れるこの銘柄をぜひ一度お試しください!