私はお酒が大好きなのですが、種類にこだわらず何でも飲みます。
ビール、日本酒は特に好きなのですが「焼酎」も忘れてはいけません。
芋、麦、米等様々なものを原料とし作られる焼酎は、それぞれが全く違う味わいを持ち飲む者に幸福感と発見の楽しさを与えてくれます。
そんな焼酎の中でも、特にオススメしたい3種を用意しました。
焼酎が好きだよ!という方も、あまり好みじゃないな…と苦手意識がある方もぜひ1度試してみてください。
目次:お好きなところからどうぞ
焼酎とは
焼酎(しょうちゅう)とは酒類のうち蒸留酒の一種。酒税法に原料、製法等の定義があり、アルコール度数は連続式蒸留しょうちゅうで36度未満、単式蒸留しょうちゅう(本格焼酎)で45度以下と定められている。日本国内では酒税法によって種別基準が定められており、連続式蒸留しょうちゅう(旧甲類)と単式蒸留しょうちゅう(旧乙類)に分けられている(2006年5月1日酒税法改正による)。大衆酒として広く飲用されてきた歴史がある。米焼酎、麦焼酎、芋焼酎、黒糖焼酎、落花生焼酎、そば焼酎、栗焼酎、泡盛など様々な種類がある。
出典:焼酎 - Wikipedia
日本で16世紀から製造され、1559年の大工が残した落書きが最古の文献とされている。17世紀後半より『童蒙酒造記』といった文献に残され、各地で製造された。南九州(宮崎・鹿児島・熊本南部)を中心に醸造が盛んである。また、長崎県の壱岐、東京都の伊豆諸島、沖縄県など、島嶼でも焼酎が醸造されている。2003年には本格焼酎ブームが起き、原料のサツマイモが不足したり一部銘柄の価格も高騰した。2006年には鎮静化したとされるが、2008年には再び最高の売り上げを見せた。
焼酎の飲み方
一般的にはストレート、ロック、水割り、お湯割り、ソーダ割り等があります。
素材の味をそのまま楽しみたい方はストレート。
焼酎は大体アルコール度数25度くらいと強いので、慣れてない方はムセてしまうかもしれません。
ロックは冷たい焼酎を最後まで楽しめるのでオススメですが、後半味が薄まってしまうのが少し難点です。
これが嫌な場合、焼酎自体を冷蔵庫で冷やしてしまうか「溶けない氷」として冷凍庫であらかじめ冷やしておくものも商品としてあるので、こちらを使ってみるのも良さそうです。
お湯割りは私は普段あまりやりませんが、熱いお湯割り飲むと体が芯から一気に温まるので、真冬の寒い時期はオススメです。
お湯の蒸気で焼酎の香りが一層感じやすくなるという楽しみ方もできます。
好みのグラス
私は焼酎をロックで飲むことが多いのですが、やはりこだわりたいのは「グラス」です。
お酒を楽しむというのは「雰囲気」というのも多分にその味に含まれるため、好みのグラスで飲めばより一層美味しく感じられるというもの。
私は数年前に購入した「カガミクリスタル」の「竹の膳」というロックグラスを愛用しています。
緑色が鮮やかで、テーマが「竹」ということもあり和のテイストが焼酎によくマッチしています。
シンプルな切子なので、どんなインテリアとも合いやすく、ガラスの輝きも美しい。
カガミクリスタルは他にも多数のロックグラスを取り揃えているので、オススメです。
また泡盛を飲む時は、昔沖縄旅行で購入した「琉球ガラス」のグラスを使います。
こちらはそれほど高いものではありませんが、やはり雰囲気を出してくれるのに一役買ってくれるので重宝しています。
次からいよいよオススメの焼酎3種を紹介します。
赤兎馬
原材料:芋(黄金千貫)、米麹(白麹)
蒸留:常圧蒸留
度数:25度
産地:鹿児島
蔵元:濱田酒造
お酒が好きな人なら知っている方も多いであろう「赤兎馬」。
「三国志」に登場する“一日に千里走る馬”から名を借りたこの焼酎は、元々九州地方限定で販売されていました。
しかし口コミの力によって有名となり、今では全国各地で販売され楽しまれています。
私はそれまで焼酎をあまり飲む方ではなく、飲むとしてもどこでも手に入る「黒霧島」を中心に嗜む程度でした。
しかし赤兎馬に出会い、その考えが一変。
初心者でも飲みやすく、それでいて芋焼酎本来の甘みとコクを感じることが出来ます。
「焼酎が旨い」とはこのことか!と深く感銘を受けたことを覚えています。
数年前までは、取り扱いのある酒屋さんでしか手に入りませんでした。
最近ではイオンを中心に、それこそスーパー「マックスバリュ」等でも普通に置いてあったりするので誰でも簡単に手に入り、飲めるようになりました。
ちなみに赤兎馬は赤いラベルの他にも、様々な種類があり以下に列挙するものは私も飲んだことがあるものです。
どれもオススメですが、柚子酒や梅酒は甘めということもあり女性も飲みやすいので、特にオススメしたいです。
まんこい
原材料:黒糖、米麹
蒸留:常圧蒸留
度数:30度
産地:鹿児島
蔵元:弥生焼酎醸造所
続いては珍しい「黒糖焼酎」の紹介です。
実はこの焼酎、「AbemaTV」の「株式会社ニシノコンサル」という番組で紹介されました。
【今日よる9時から放送📺】
— 株式会社ニシノコンサル【公式】 (@nishino_consul) 2018年10月12日
今夜のクライアントは弥生焼酎醸造所の川崎さん🍶
黒糖焼酎の売上をアップさせるため西野&前田&ひろゆきがコンサル‼️#西野亮廣 (@nishinoakihiro)#前田裕二 (@UGMD)#ひろゆき (@hiroyuki_ni)#松本有紗 (@arisa_matsu0113)
番組はこちら👉https://t.co/Hvuf8NW9qQ pic.twitter.com/cdKN7glZbI
何を隠そう、私もこの番組を見て当焼酎を知った人間の一人でもあります。
番組の中で「どうすればもっと売れるか」という相談をし、
「日本一旨いレモンサワーのレシピにする!」
という形で結論が出ました。
気になった私は速攻Amazonで注文。
数日後自宅に届いたので、公開されているレシピを参考に「日本一旨い」とされるレモンサワーを作り飲んでみました。
レシピはこちらのブログで公開されています。
これは旨い!
確かに日本一旨いと名乗るだけある仕上がりです。
レモンの酸味と焼酎の爽やかな風味が絶妙にマッチし、喉越しすっきりでそれこそ何杯でも飲めてしまいそうな感覚です。
「黒糖」の名前で想像するような甘ったるい感じは一切ありません。
これまでレモンサワーは居酒屋等で何度か飲んだことがあるものの、あまり積極的には頼みませんし、ましてや自宅で作ろうという気は殆どなかったのですが、これを機に意識が変わりました。
これほど旨いレモンサワーが、自宅で簡単に飲めると知った以上、愛飲していくしかないでしょう!
もっともその辺のスーパーや酒屋で見つけることができないので、注文がネットだけになってしまうのが、少々残念なところです。
売上が増えれば前述した「赤兎馬」のように、全国で取り扱いが増えるかもしれませんので、更に人気が出るように応援していきたいと思います。
金計佐
原材料:芋(黄金千貫)、米麹(白麹)
度数:25度
産地:鹿児島
蔵元:新平酒造
最後はこちら。
私が最もオススメしたかった芋焼酎。
その名も「金計佐」。
私がこの焼酎と出会ったのは、妻と九州旅行に出かけたときでした。
由布院で一泊する際、とある居酒屋で夕食をとったのですが店員の方に「オススメの焼酎ありますか?」と尋ねたところ、こちらを紹介されました。
飲んでみてびっくり、と同時にオススメされた理由がわかりました。
焼酎の味の表現ってお酒の中でも特に難しい。
言うなればなんでしょう、「瑞々しさ」が他の焼酎とは違うというか、飲む瞬間鼻に抜ける芳醇な香りが絶品というか。
今までにない新鮮な感覚を味わったことを覚えています。
口当たりがマイルドで、25度とは思えない程爽やかな喉越しです。
お酒の面では、この「金計佐」に出会えたことがその旅行最大の収穫とし以降ネットで注文して、自宅でも定期的に楽しんでいます。
かの有名な同じ芋焼酎の「森伊蔵」も以前機会があり、飲んだことがあるのですが金計佐よりも美味しいとは思いませんでした。
これほどのポテンシャルを持つ金計佐、焼酎好きな方にはもちろん、初心者にも是非オススメしたい1品です。
特に「芋焼酎のあの独特の匂いが…」という人にはうってつけ、その認識が覆されます。
できるならば是が非でも飲んでいただきたい!
「金計佐」をぜひ飲んでみてほしい!
いかかでしたでしょうか。
私がオススメしたい「焼酎」を、悩みに悩んで3種まで絞り込んで紹介しました。
焼酎はどうしても「おっさん臭い」イメージがある方もいるかも知れません。
ですが手軽に飲めるレモンサワーや、そもそもが飲みやすい「赤兎馬」「金計佐」はチャレンジしてみるにはうってつけの焼酎だと自信を持ってオススメできます。
これを機会に焼酎好きの方が増えると嬉しいイツキでした!